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おやつのドーナツを配っただけで過失致死っておかしくない??

2020.07.31.18:00

【ドーナツ食べた入所者死亡 准看護師に逆転無罪 東京高裁】

7年前、長野県の特別養護老人ホームでドーナツを食べた入所者が死亡し、准看護師が業務上過失致死の罪に問われた裁判で、2審の東京高等裁判所は、罰金刑とした1審の有罪判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
今回の裁判は医療や福祉に携わる全国の関係者から介護の現場が萎縮しかねないと注目されていました。

無罪を言い渡されたのは、長野県安曇野市の特別養護老人ホームに勤める准看護師の60歳の女性です。
平成25年、おやつの確認を怠り、ドーナツを食べた85歳の女性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪で起訴されていました。

1審の長野地方裁判所松本支部では、罰金20万円の有罪判決を言い渡され、2審で被告側は改めて無罪を主張していました。

28日の2審の判決で、東京高等裁判所の大熊一之裁判長は「1審は被害者に対するドーナツによる窒息の危険性を具体的に検討すべきだったのにそれを見過ごしている」と指摘し、1審判決を取り消しました。

また、施設での食品の提供について「おやつなどの間食を含めて食事は人の健康や身体活動を維持するためだけでなく、精神的な満足感や安らぎを得るために重要だ。身体的なリスクに応じて幅広くさまざまな食べ物を取ることは、人にとって必要だ」と指摘しました。

そのうえで「おやつの形状が変更されていたことは准看護師の通常業務の中では容易に知ることができなかった。ドーナツで窒息する危険性や、死亡するとあらかじめ予測できる可能性は低く、ドーナツを提供したことが刑法上の注意義務に反するとは言えない」として無罪を言い渡しました。

今回の裁判は准看護師が有罪とされると、介護の現場が萎縮しかねないとして、無罪を求める27万人余りの署名が東京高裁に提出されるなど、医療や福祉に携わる全国の関係者の注目を集めていました

准看護師の女性「真実が証明された 検察は受け入れてほしい」

判決のあと、准看護師の女性と弁護団は東京 千代田区で会見を開きました。

准看護師の女性は「真実が証明されました。6年半という長い時間、本当に支えていただきました。検察には真実を受け入れてほしいと思います」と涙を浮かべながら述べました。

また木嶋日出夫弁護団長は「1審の誤った判断をばっさりと否定したうえで、事実関係を正しく認定し、100%評価できる内容だった。長年にわたって苦しんできた准看護師のためにも、検察は無罪判決を真摯(しんし)に受け止め、上告しないよう強く求める」と話していました。

運営法人「無罪に拍手」

無罪となった准看護師の女性の勤務先の特別養護老人ホーム「あずみの里」を運営する社会福祉法人「協立福祉会」の高津隆行事務局長が長野県松本市内で取材に応じ、「支援する人たちとともに無罪の知らせを聞きましたが、みんなで拍手をして喜びました。厳しい判決を予想していたので、今までの苦労が報われた思いで、本人にはお疲れ様でしたと声をかけたいです。個人の責任が問われると、職員が萎縮して介護の質の低下につながるので検察には上告しないでほしいです」と話していました。

高検コメント「適切に対処したい」

東京高等検察庁の久木元伸次席検事は「判決内容を十分に検討し、適切に対処したい」とするコメントを出しました。

専門家「判決 介護現場に即した視点で評価したい」

介護の問題に詳しい淑徳大学の結城康博教授は「介護の現場は、1審の有罪判決を受けて生活の質を低下させる消極的な介護をするようになっていたが、無罪判決によって安心できる状態になり、利用者目線に立った介護ができるようになると思う」と話しています。

そのうえで、「判決で、食事の介助には危険性が伴うが、お年寄りの生活の質や満足度も提供しなければいけないとしている点は、介護現場に即した視点であり、評価したい」と話しています。

【NHK NEWS WEB 2020年7月28日】

なぜか、この記事には「確認を怠り」と書かれているのですが…。
実は、何も怠っていたわけではありません。
今回の被告の准看護師の女性は、ただおやつを配るのを手伝っただけなのです。
おやつのドーナツを、死亡した女性に配っただけ。
おやつは、「ドーナツ」と「ゼリー」の2種類ありました。
検察は、ゼリーを配るべきだとの主張だと思うのですが、何を配るのかといった規則があったわけではありません。
ただ配る行為が、刑事事件として一審で有罪判決を受けていたのです!!
ただ配る行為が、業務上過失致死になるならば、介護の現場で働く全員がおやつを配ったり、食事を配膳する行為ができなくなります。

物凄く、信じられないような裁判だったのですよ!!
だからこの裁判には、かなり多くの人たちからの署名があつまりました。

ただでさえ、医療や介護の現場では人手不足なのに…。
いったい検察は何考えているんだ??
こんなことで起訴されていたら、誰も介護の現場で働きたくなくなるだろう!!
まったく…。





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「スパイ防止法」がつくられない理由はいったい何??

2020.07.29.18:00

【【風を読む】教科書調査官と北朝鮮の闇 論説委員長・乾正人】

 むかしむかしのお話。

 某記者が若いころ、事件取材でおっかなびっくり、反社会的勢力(当時こんな用語はなかった)の親分さんに取材に行った。

 本題もそこそこに話が組織のあれこれに及ぶと(要するに敵対する暴力団や身内の悪口)、ちんぷんかんぷん。すっかり気分を害した親分さんに「何にも知らんガキやなぁ。アサヒでも読んで勉強してこい」と追い返された。

 「その筋でも朝日新聞が読まれているのか」とうなだれて社に帰ったが、先輩から「それは『アサヒ芸能』のこっちゃ」と笑われたとか。

 産経抄でも書いていたが、その「アサ芸」(21日発売号)が、「『北朝鮮スパイ』リストに『文科省調査官』」という驚くべきスクープを放った
記事によると、韓国留学中に北朝鮮工作員にスカウトされた日本の学者が、あろうことか教科書検定の要である文科省教科書調査官に任命された

 彼が、「従軍慰安婦」という誤った用語を中学校教科書に復活させ、左翼陣営が忌み嫌う「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を検定不合格にした張本人だという。

 記事では、調査官を匿名にしているが、容易に特定できる。
この人物は、某私立大学の非常勤講師(しかも英語)を務めているが、これが謎なのである。

 調査官になるには、「視野が広く、人格が高潔」など4条件を満たさなければならないが、一番の難関は経歴である。
条件の第1には、「教授または准教授の経歴がある者またはこれらに準じる高度に専門的な学識及び経験を有すると認められる者」とある。

 彼は過去に韓国の大学で講師を務めているが、准教授の経歴は見当たらない。
「専門的な学識」に該当するとすれば、毛沢東を礼賛した本くらいだ。

 つまり、任用の過程で、毛沢東シンパの彼を強く推す人物が、文科省内にいたという推測も十分成り立つ

 第一、「北朝鮮スパイ」と疑われた人物を調査しなくていいのか。
もし、事実でないならば、名誉毀損(きそん)で訴えるのがスジである。
萩生田光一文相には、腹をくくって文科省の闇にメスを入れてもらいたい。できなければ、「安倍最側近」の看板が泣きますよ。

【産経新聞 2020年7月28日】

日本に、スパイがうようよ居ることは認識しています。
だから、こういったスクープ記事があってもおかしくはないでしょう。


ところで、日本にはスパイ防止法がありません…。
誰も反対するはずのない、スパイ防止法をなぜ立法できないのだろうか…??
スパイ防止法ができない理由は、いったい何???
「スパイ防止法は必要だ!!」という声があがっているにもかかわらず、国会議員の先生方は全く動きを見せません。
最初期待していた「日本の尊厳と国益を護る会」の方々からも、そういった声が聞こえませんし…。
いったい、何を護っているのだろうか…??


さてさて新聞記事にもどりますが、このスパイ疑惑の記事について、メディアも選挙で選ばれた国会議員も全くといっていいほど騒ぎません…。
いつも、週刊誌の記事をもとに質問を繰り返す望月記者はどうしちゃったのでしょうか…。
野党にとっては、政権転覆の絶好のチャンスなのに…、いったい何をしているのだろう…。
いつものように、「説明責任を果たせ!!」って言えばいいのに…。
不思議です…。
与党議員や行政の方も、調査や確認くらいしてもよいと思うのですが…。


まさか、皆さん「スパイ」や「スパイの関係者」な~んてことではないですよね…。





難民の犯罪を糾弾する人々は「極右」なのだろうか?

2020.07.24.18:00

【女性を集団レイプ、難民ら10人に禁錮刑 ドイツ裁判所】

【7月23日 AFP】
ドイツ南部フライブルク(Freiburg)の裁判所は23日、2018年にナイトクラブの外で女性を集団レイプした罪で、難民の男ら10人に対し3~5年6月の禁錮刑を言い渡した。
事件は、外国人に対する極右の怒りをかき立てていた。

 当時18歳だった被害者の女性は、ナイトクラブで薬物が混入した飲み物を飲まされ、その後近くの茂みに連れて行かれ、2時間以上にわたり集団レイプを受けた。


 禁錮刑が言い渡された被告10人と無罪となった被告1人のうち、8人はシリア難民
残る3人はそれぞれイラクおよびアフガニスタン出身の難民と、ドイツ人だった。

 フライブルクでは2016年にも、難民申請中だった自称アフガニスタン国籍の少年が若いドイツ人女性をレイプし、殺害する事件が起きている。

 こうした難民による性犯罪は世間の注目を集め、ドイツ政府のリベラルな難民政府をめぐる大きな議論を招いている。
(c)AFP

【AFP BB NEWS 2020年7月23日】

「極右」の怒りだって…。
おもしろい表現。
普通の国民は怒るでしょう…。
極右でなくても…。

それにしても、左翼・リベラル界隈が「極右」や「差別」といったレッテル貼りをし続けるからこういった犯罪が増えていくと思うのですよ…。
あとは、「多様性」が最重要みたいなことも同様…。
ちなみに、こういった難民など外国人による犯罪が様々な国で隠蔽される傾向が強くなっているそうです。
その理由は、「差別」というレッテル貼りを恐れているから。
警察も隠すし、もちろんメディアも報道しないとか…。
そのため、今回のこの報道は結構な衝撃だったらしいです…。

ところで、日本でもそうですが世の中は「多様性」の推進が「良いこと」とされているようです。
多様性を重視している会社は良い企業とされていますし、それは自治体や学校も同じ。
たとえば、学校給食ではイスラム教徒のために豚肉をメニューから外した学校もあるそうです。

でも、これって本当に良いことなのだろうか…???
ただ単に、自国民が妥協して、外国人を優先しているだけのような気がするのですが…。
本当の「多様性」は、日本人は外国人を認め、さらに外国人は日本を認めることなのではないでしょうか?
生徒の大多数が食べる豚肉を食べることができないのであれば、イスラム教徒は自前の弁当を持参するべきだと思うのですよ…。
でも、こういった主張をする人間は「差別主義者」のレッテルを貼られてしまう…、ということが世界中で起こっているのかもしれません…。





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2015graman

Author:2015graman
思うことを不定期でお知らせします。

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◆趣味
競馬・スポーツ観戦(特に総合格闘技・ボクシング)・映画鑑賞

◆好きな俳優
シャーリーズ・セロン
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