何を言っても「セクハラ」・・・。
2015.11.22.16:42
女性についての発言や振る舞いは気を付けないと、すぐに“差別”“セクハラ”といわれる時代だ。
11月8日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)の人気コーナー「週刊御意見番」では野球評論家の張本勲氏(75)が、卓球の女子ワールドカップで準優勝した石川佳純(22)を「ちょっと甘いけど、女性だから“あっぱれ!”あげましょ。2番目は私、あげないんだけどね」と“張本節”で称賛した。なおも「女性だから」を強調する張本氏にコメンテーターの谷口真由美・大阪国際大学准教授(ジェンダー法)が笑顔で「喝!」を入れた。
番組は終始和やかなムードだったが、張本氏の発言がネットニュースで報じられると批判が殺到。ネット上の名もなきフェミニストたちが「これは女性差別だ」「張本老害」などと騒ぎ立てたのだ。
張本氏に同情的な男性は少なくない。50代の男性会社員は、「最近は何をいっても女性差別になる」とため息をつく。
「今は会社では部下に『彼氏はいるの?』『結婚まだ?』はおろか、『妊娠おめでとう』という祝言でさえ『妊娠できない女性が傷つく』と責められることがある。なにかいわれるんじゃないかと思うと話しかけづらいですよ……」
そもそも当の石川が「女だからってバカにしないで!“あっぱれ”を撤回して」と訴えたわけではない。石川のマネジメント事務所は「特にコメントをする案件ではないかと思われます」としている。
ネット社会では騒ぎ立てるのは当事者ではなく無関係の「第三者」だと指摘するのはネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。
「今のネット社会には、当事者でも被害者でもないのに、誰かを叩く材料はないかと血眼で探している“怒りの代理人”がたくさんいます。昔気質で、歯に衣着せぬ発言が多い張本さんは“叩く”ための格好のターゲットですよ」
最近では5人組の女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が10月末に福岡・大宰府政庁跡で行なった男性限定ライブ「男祭り」にも、地元市民団体が「市が関与するイベントが男性限定なのは差別だ」と抗議した。
だがその熱量とは対照的にファンの20代女性は冷静だ。
「ももクロは女性限定のライブもやっているし、立ち見席のみの会場では女性のほうが体が小さいことに配慮して、前方に女性専用エリアを設けてくれたこともある。何も知らない市民団体のイチャモンにしか思えない」
コラムニストの小田嶋隆氏の指摘は鋭い。
「張本氏もももクロも、一般的な感覚としては“こんな小さなことが大問題になるのか”というものでしょう。フェミニストや女性団体はグレーゾーンにある些細な事柄をすぐに大きくしたがる。ですが、多くの人は“またかよ”と感じていると思います。そのせいで“面倒だからもう差別になりそうな話題はやめよう”と差別問題そのものがタブー化されてしまっては、深刻な男女差別の解消には逆効果です」
そうですね。ちょっとしたことで大騒ぎですね。以前も書きましたが「香川県は27日、県産ブランド米のイメージガールとして『色白で透明感のある女性』を募集したところ、外部から不適切との指摘を受けたとして、『色白』『女性』などの条件を外したと発表した。『容姿が条件となっているような誤解を招いた』としている。」この案件もそうですね。騒ぎ過ぎるし、しかも、騒ぎに反応し過ぎるんですね。「最近のテレビは面白くない。」と言われてますが、コメンテーターが気を使い過ぎて毒にも薬にもならない発言しかできなくなってきているのが要因の一つとなっているのではないでしょうか。
それにしても、普段の張本さんの発言は過激なところが良いところなのかもしれませんが、気に入らない出演者を降板させるのはどうかと思いますね。(自分の意見に反論した江川紹子さんを番組降板させた過去もありますし。)
11月8日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)の人気コーナー「週刊御意見番」では野球評論家の張本勲氏(75)が、卓球の女子ワールドカップで準優勝した石川佳純(22)を「ちょっと甘いけど、女性だから“あっぱれ!”あげましょ。2番目は私、あげないんだけどね」と“張本節”で称賛した。なおも「女性だから」を強調する張本氏にコメンテーターの谷口真由美・大阪国際大学准教授(ジェンダー法)が笑顔で「喝!」を入れた。
番組は終始和やかなムードだったが、張本氏の発言がネットニュースで報じられると批判が殺到。ネット上の名もなきフェミニストたちが「これは女性差別だ」「張本老害」などと騒ぎ立てたのだ。
張本氏に同情的な男性は少なくない。50代の男性会社員は、「最近は何をいっても女性差別になる」とため息をつく。
「今は会社では部下に『彼氏はいるの?』『結婚まだ?』はおろか、『妊娠おめでとう』という祝言でさえ『妊娠できない女性が傷つく』と責められることがある。なにかいわれるんじゃないかと思うと話しかけづらいですよ……」
そもそも当の石川が「女だからってバカにしないで!“あっぱれ”を撤回して」と訴えたわけではない。石川のマネジメント事務所は「特にコメントをする案件ではないかと思われます」としている。
ネット社会では騒ぎ立てるのは当事者ではなく無関係の「第三者」だと指摘するのはネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。
「今のネット社会には、当事者でも被害者でもないのに、誰かを叩く材料はないかと血眼で探している“怒りの代理人”がたくさんいます。昔気質で、歯に衣着せぬ発言が多い張本さんは“叩く”ための格好のターゲットですよ」
最近では5人組の女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が10月末に福岡・大宰府政庁跡で行なった男性限定ライブ「男祭り」にも、地元市民団体が「市が関与するイベントが男性限定なのは差別だ」と抗議した。
だがその熱量とは対照的にファンの20代女性は冷静だ。
「ももクロは女性限定のライブもやっているし、立ち見席のみの会場では女性のほうが体が小さいことに配慮して、前方に女性専用エリアを設けてくれたこともある。何も知らない市民団体のイチャモンにしか思えない」
コラムニストの小田嶋隆氏の指摘は鋭い。
「張本氏もももクロも、一般的な感覚としては“こんな小さなことが大問題になるのか”というものでしょう。フェミニストや女性団体はグレーゾーンにある些細な事柄をすぐに大きくしたがる。ですが、多くの人は“またかよ”と感じていると思います。そのせいで“面倒だからもう差別になりそうな話題はやめよう”と差別問題そのものがタブー化されてしまっては、深刻な男女差別の解消には逆効果です」
そうですね。ちょっとしたことで大騒ぎですね。以前も書きましたが「香川県は27日、県産ブランド米のイメージガールとして『色白で透明感のある女性』を募集したところ、外部から不適切との指摘を受けたとして、『色白』『女性』などの条件を外したと発表した。『容姿が条件となっているような誤解を招いた』としている。」この案件もそうですね。騒ぎ過ぎるし、しかも、騒ぎに反応し過ぎるんですね。「最近のテレビは面白くない。」と言われてますが、コメンテーターが気を使い過ぎて毒にも薬にもならない発言しかできなくなってきているのが要因の一つとなっているのではないでしょうか。
それにしても、普段の張本さんの発言は過激なところが良いところなのかもしれませんが、気に入らない出演者を降板させるのはどうかと思いますね。(自分の意見に反論した江川紹子さんを番組降板させた過去もありますし。)
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