毎日新聞はどこの国の新聞社なのでしょう??
2019.04.22.18:00
【令和に潜む安倍首相の一国主義】
令和は日本で初めて和書(万葉集)を出典とした元号になった。
安倍晋三首相は和書から引いた理由について記者会見で「我が国の豊かな国民文化を象徴する」と説明した。
万葉集が国民文化を象徴するのはその通りだ。
しかし、大化以来、漢籍を典拠としてきたのも日本の伝統ではなかっただろうか。
◇「からごころ」からの決別
明治維新は「からごころ」(中国の考え方)から「やまとごころ」(日本の考え方)を峻別(しゅんべつ)しようとした国学の思想が背景にある。
近代国家を形成するうえで、近隣の文化大国だった中国との関係を整理しなければならなかったという事情があった。
長州(山口県)出身の首相としては、元号がいまなお中国文化の影響下にあることは維新の元勲がやり残したことに見えたのだろう。
しかし、「漢籍からではなく国書から」「からごころではなくやまとごころ」「中国ではなく日本」という考え方には、「○○ではない」ことにこだわる偏狭さもつきまとう。
そもそも和書と漢籍はどちらかを選ぶ性格のものなのか。
今回、不採用だった案のなかには日本書紀をもとにしたものもあったが、日本書紀は漢籍からの引き写しであふれている。
欧州でギリシャ語やラテン語が教えられたように、日本では漢籍が教えられた。
「ギリシャ・ローマ思想とは峻別されたフランス(英国、ドイツ、イタリア‥の思想」などというものはない。
日本でも朝鮮でもベトナムでもモンゴルでも漢籍を学ぶのは、中国のものだからではなく、国を超えた普遍性があるからだ。
複雑な国際関係のなかでは、お互いが共有しうるものを持っていることが重要なのではないか。
中国の難破船が日本に流れ着いた時もその逆の時も、海辺の砂に漢字を書いて意思を通じたエピソードは無数にある。
◇「国書」を使う首相の意図
国学は、「学」がそのまま漢籍を学ぶことを意味した伝統への挑戦だった。
「国」という字には、日本の独自性を示す意図がこめられている。
意味するところは「中国ではない」ということであり、中国の影響から離れたいという思いとその裏返しの劣等感がにじみ出ている。首相が「国書」という言葉を使うのは偶然ではない。
産声を上げたばかりの明治日本にとっては「中国とは異なる」と強調するのは切実なことだったかもしれない。
だが、日本が国家としての独自性をことさらに言いたてなければならない時代はとうに終わった。
トランプ米大統領がなんと言おうとも、今の世界では国益は一国の利益をはかることではなく他国と利益を共有することだ。
元号の典拠を漢籍から国書に変えたことには首相の国家観と対中観が反映されている。
明治維新後の日本の歴史が征韓論、台湾出兵から先の大戦に至るまで、常に中国との関係を軸に動いてきたことを考えれば、軽々しく考えることはできない。
【須藤孝・政治プレミア編集長】
【毎日新聞 2019年4月21日】
「意味するところは『中国ではない』ということであり、中国の影響から離れたいという思いとその裏返しの劣等感がにじみ出ている」
う~ん。
いかにもチャイナから多額の報酬をもらっている毎日新聞らしい記事ですね~。

ちなみに、上の図は英ガーディアン紙がすっぱ抜いた記事です。
内容は、毎日新聞がチャイナより報酬を受け取っていることを示しています。
驚くのは、同紙に対し毎日新聞は一切抗議しいていません。
チャイナより資金をもらってプロパガンダを垂れ流しているということなのでしょうね…。
令和は日本で初めて和書(万葉集)を出典とした元号になった。
安倍晋三首相は和書から引いた理由について記者会見で「我が国の豊かな国民文化を象徴する」と説明した。
万葉集が国民文化を象徴するのはその通りだ。
しかし、大化以来、漢籍を典拠としてきたのも日本の伝統ではなかっただろうか。
◇「からごころ」からの決別
明治維新は「からごころ」(中国の考え方)から「やまとごころ」(日本の考え方)を峻別(しゅんべつ)しようとした国学の思想が背景にある。
近代国家を形成するうえで、近隣の文化大国だった中国との関係を整理しなければならなかったという事情があった。
長州(山口県)出身の首相としては、元号がいまなお中国文化の影響下にあることは維新の元勲がやり残したことに見えたのだろう。
しかし、「漢籍からではなく国書から」「からごころではなくやまとごころ」「中国ではなく日本」という考え方には、「○○ではない」ことにこだわる偏狭さもつきまとう。
そもそも和書と漢籍はどちらかを選ぶ性格のものなのか。
今回、不採用だった案のなかには日本書紀をもとにしたものもあったが、日本書紀は漢籍からの引き写しであふれている。
欧州でギリシャ語やラテン語が教えられたように、日本では漢籍が教えられた。
「ギリシャ・ローマ思想とは峻別されたフランス(英国、ドイツ、イタリア‥の思想」などというものはない。
日本でも朝鮮でもベトナムでもモンゴルでも漢籍を学ぶのは、中国のものだからではなく、国を超えた普遍性があるからだ。
複雑な国際関係のなかでは、お互いが共有しうるものを持っていることが重要なのではないか。
中国の難破船が日本に流れ着いた時もその逆の時も、海辺の砂に漢字を書いて意思を通じたエピソードは無数にある。
◇「国書」を使う首相の意図
国学は、「学」がそのまま漢籍を学ぶことを意味した伝統への挑戦だった。
「国」という字には、日本の独自性を示す意図がこめられている。
意味するところは「中国ではない」ということであり、中国の影響から離れたいという思いとその裏返しの劣等感がにじみ出ている。首相が「国書」という言葉を使うのは偶然ではない。
産声を上げたばかりの明治日本にとっては「中国とは異なる」と強調するのは切実なことだったかもしれない。
だが、日本が国家としての独自性をことさらに言いたてなければならない時代はとうに終わった。
トランプ米大統領がなんと言おうとも、今の世界では国益は一国の利益をはかることではなく他国と利益を共有することだ。
元号の典拠を漢籍から国書に変えたことには首相の国家観と対中観が反映されている。
明治維新後の日本の歴史が征韓論、台湾出兵から先の大戦に至るまで、常に中国との関係を軸に動いてきたことを考えれば、軽々しく考えることはできない。
【須藤孝・政治プレミア編集長】
【毎日新聞 2019年4月21日】
「意味するところは『中国ではない』ということであり、中国の影響から離れたいという思いとその裏返しの劣等感がにじみ出ている」
う~ん。
いかにもチャイナから多額の報酬をもらっている毎日新聞らしい記事ですね~。

ちなみに、上の図は英ガーディアン紙がすっぱ抜いた記事です。
内容は、毎日新聞がチャイナより報酬を受け取っていることを示しています。
驚くのは、同紙に対し毎日新聞は一切抗議しいていません。
チャイナより資金をもらってプロパガンダを垂れ流しているということなのでしょうね…。
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