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猫の駆除は当然!捕鯨は大反対!ってこの差は何??

2019.05.27.18:00

【オーストラリア政府、毒入りソーセージを飛行機から撒き、野良猫200万匹を駆除へ】

オーストラリア政府は、固有種を保護のため、2020年までに野良猫を200万匹駆除する計画を立てている。
しかし、その駆除方法の一つが極めて残忍であると批判を強めている。

毒入りソーセージで野良猫を駆除

その駆除方法とは、毒入りソーセージを食べさせること。
『ニューヨーク・タイムズ』によると、そのソーセージはカンガルーの肉、鶏の脂肪、スパイスやハーブから作られ、食べると15分以内に死に至るとのこと。
野良猫の生息地で1kmの間隔で、この毒入りソーセージ50個を飛行機から撒く。
担当者は「このソーセージが猫の最後の食事です」と語っている。

野良猫によるオーストラリア固有種の危機

猫は2世紀前、入植者によってヨーロッパからオーストラリアに持ち込まれた。
それ以降、約20種の動物を絶滅させてきた。
オーストラリア環境省の絶滅危惧種担当官のグレゴリー・アンドリュース氏は「私たちはオニネズミ、ワル(黒足のイワワラビー)、ヒメフクロウインコなど、私たちが愛している国を象徴する動物たちを守るために、選択をしなければならない」と、野良猫が固有種にとって最大の脅威であると述べた。
「私の利益や好みで駆除するわけではない」とも。

オーストラリアは長い間他の国から切り離された島国であり、オーストラリアの哺乳類の80%、鳥類の45%が固有種である推定されている。
調査によると、猫はオーストラリア全土で毎年3億7700万羽の鶏と6億4900万羽の爬虫類を殺しているという。

野良猫の駆除は目くらましの政策との批判も

この野良猫を駆除する政策に対し、16万人以上がオンライン署名で反対を表明。
イギリスのミュージシャン・モリッシーやフランスの女優であるブリジット・バルドーも批判を展開した。

さらに、野良猫の駆除は他の環境問題から目をそらさせるための目くらましだという声も挙がっている。
ディーキン大学の環境生物学者のトム・ドハティ氏は『CNN』に、「そもそも当初、オーストラリアに野良猫が何匹いるかすら分かっていなかった」と語り、「生物多様性に対する脅威に対処するため、包括的なアプローチを取る必要があります」と、この政策を批判した。

人間により強引にオーストラリアに連れて来られ、毒入りソーセージで駆除される野良猫たち。
クジラに向ける慈悲の心を多少なりとも猫に向けてほしい。

【FINDERS 2019年4月29日】

自分は、野良猫の駆除に対する意見は何もありません。
地域住民にとって害をもたらすのであれば駆除も仕方のないこと。

ですが、この方たち、日本の捕鯨については異常なほど抗議してきます。
つまり猫は殺してもいいが、クジラは殺してはいけないというご都合主義。
どうかしていますね…。





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