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「犯人はお前だろ」「そう俺、鍵が甘過ぎるから盗まれるお前が悪い!」…??

2019.06.01.18:00

【米中テレビキャスターが舌戦 貿易問題、両者譲らず】

【ニューヨーク=後藤達也】米中貿易戦争を巡り、両国のテレビキャスターが米東部時間29日夜、舌戦を展開した。
米国のキャスターは中国による知的財産権の侵害を非難する一方、中国のキャスターは関税が低いことの利点を訴えた。

米国側はトランプ米政権に近いとされるフォックス・ビジネス・ネットワークのトリシュ・リーガン氏、中国は国営系テレビ局CGTNの劉欣(リウ・シン)氏。
フォックスの番組に劉氏が衛星回線を通じて出演した。
舌戦は熱を帯び、米中当局者の交渉を再現するような様子になった。

劉氏は「米国の消費者は中国の安い製品を買うことができ、中国の消費者も米国製品を安く買えた」と関税が低いことの利点を訴えた。
そのうえで「関税は米中間だけの問題ではなく、多国間に基づくものだ」とし世界貿易機関(WTO)のルールを強調した。

一方、リーガン氏は「中国は何千億ドルもの知的財産権を盗んでいる証拠がある」と追及。
劉氏は「知的財産権を巡る違反は否定しないが、知的財産権の保護が十分でなかったことの帰結だ」と返した。

劉氏は「私は中国共産党員ではなく、内部情報は持っていない」と表明した上で、「(5月の米ワシントンでの)交渉がうまくいかなかったことはわかっている」と述べた。
そのうえで中国は「立場を明確にしている」とし、米国の姿勢が変わらなければ「問題が長期化するかもしれない」との考えを述べた。

世界銀行に関連し、リーガン氏は「中国は新興国を卒業し、世銀からの借り入れをやめるのか」と質問した。
劉氏は「『新興国』の定義次第だ。
中国はかなり大きくなったが、1人あたりの国内総生産(GDP)は米国の6分の1にとどまる」と返すにとどめた。

リーガン氏は「誰も貿易戦争を望んでいないが、次の展開は長く、厳しいものになると考えなければならない」と締めくくった。
舌戦は15分ほどで、2人は必要なら再び議論することを約束した。

【日本経済新聞 2019年5月31日】

「中国は何千億ドルもの知的財産権を盗んでいる証拠がある」

「知的財産権を巡る違反は否定しないが、知的財産権の保護が十分でなかったことの帰結だ」

何とも、不思議な議論になっています…。
つまり、こういうこと。

「盗んだのはお前だ!!」

「そう、私が盗みました」

「でも、盗んで何が悪い!!」

「そもそも、お前の家の鍵が古すぎるから、侵入するのが簡単なんだよ!」

もう、これだと議論になりません…。
どんどんおかしな世の中になっているような…。

これって、レーダー照射しておきながら、「低空飛行したお前が悪い!」と似ていませんか?
また、議論で追いつめられると「韓国に愛はないのか~!!」とか「日本は、大人の対応をするべきだ!!」とか。
そして、下のツイートも同じ…。







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