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アメリカでオピオイド系鎮痛剤の問題が結構大きかったという「映画」

2020.03.06.18:00

【鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取死、全米で1万8000人超 ヘロイン上回る】

【12月13日 AFP】
米保健当局は12日、オピオイド系の合成鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取による国内の死者数が、直近の統計となる2016年に1万8000人を超え、ヘロインの死者数を上回ったと発表した。

 米疾病対策センター(CDC)の下部組織、米国立衛生統計センター(NCHS)は、完全なデータが確認できる直近年に当たる2016年に、「薬物の過剰摂取による死亡件数の29%でフェンタニルの関与が言及されていた」と述べている。

 フェンタニルは強力な合成鎮痛剤で、脳に働きかけて鎮痛効果をもたらす点でモルヒネやヘロインと似ているが、効果は50~100倍とされ過剰摂取につながりやすい。
ロック歌手のプリンス(Prince)さんやトム・ペティ(Tom Petty)さんも、フェンタニルの過剰摂取で死亡している。

 米国ではオピオイド系鎮痛薬のまん延が問題となっており、過剰摂取による死者数は1999~2016年に3倍に増加。
フェンタニルが絡んだ過剰摂取死は、「2013年には10万人当たり0.6%だったのが翌14年には1.3%、15年には2.6%、16年には5.9%」となり、毎年倍増しているとNCHSは報告している。

 一方、ヘロインや興奮剤メタンフェタミンによる死者数は2011~16年に3倍以上増加した。
2012~15年はヘロインが過剰摂取死の原因トップだった。
(c)AFP

【AFP BB NEW S2018年12月13日】

2018年というかなり古いニュースです。

自分も知らなかったのですが、この「オピオイド系の鎮痛剤」、全米でかなりの大問題だったらしいのです…。
医師が処方したり、簡単に手に入るというのが、問題が大きくなったきっかけらしいのですが…。
でも、覚醒剤もどきを病院が処方するって…。

こういった問題は、行政機関が腐ることで時々発生します…。
日本でいえば、製薬会社が厚生労働省の権限を持った役人に対し、「承認してくれ~」とお願いするだけ。
甘い汁を吸った役人が「承認」さえするば、簡単に国中にまん延するわけで…。
なんだか、アメリカの場合もこういった構図だったみたいですね…。


このニュースを紹介したのは、実は映画「ベン・イズ・バック」を観た関係。
薬物依存症の息子と母親を含む家族との関係を描いています。
最初は薬物が「オピオイド系」とは知らず、覚せい剤か何かなのだろう…と思って観ていたのですが…。
なんと、病院での処方薬が薬物依存症の原因ということでビックリ!!



自分の愚かな行為で薬物依存に陥るのであれば「自業自得」ということもいえるのですが…。
しかも、そういった事情がある息子に対する家族の態度が…。
それにしても、ジュリア・ロバーツはプリティウーマンからみていますが…、いいですね~。

ところで、ジュリア・ロバーツといえば、同い年ニコール・キッドマンと共演した「シークレット・アイズ」も素晴らしかった!!
過去に、記事を書いていますので、もしよかったらご覧ください。
http://2015graman.blog.fc2.com/blog-entry-503.html
この「シークレット・アイズ」、今になって思うとTBSドラマ「アンナチュラル」に色々な部分で凄く似ているような…。





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