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「ダム建設」と「ダム建設中止」ではどちらが税金の無駄遣い??

2020.07.09.18:00

【川辺川ダム議論再燃も 熊本県、球磨川治水で検証対象】

 熊本県南豪雨災害を受け、県が今後進める球磨川の治水対策の検証対象に、当時の民主党政権が建設を中止した川辺川ダムによる治水効果を含めることが7日、関係者への取材で分かった。
特定多目的ダム法に基づく計画の廃止手続きは取られておらず、検証結果次第では、ダム建設計画の議論が再燃する可能性がある。

 検証では、今回の豪雨に対する市房ダムなど既存ダムの治水能力に加え、川辺川ダムの有無による影響を調査するとみられる。
国や流域市町村との検証を目指しているが、救援活動を優先するため、開始時期は未定。

 蒲島知事は豪雨災害を受けた5、6日の会見で「ダムによらない治水を極限まで検討したい」とする一方、「今回の災害対応を国や流域市町村と検証し、どういう治水対策をやっていくべきか、新しいダムのあり方についても考える」とも述べていた。

 川辺川ダム建設計画を巡っては、蒲島郁夫知事が2008年9月に流域首長の意向などを踏まえ、「計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきだ」として建設反対を打ち出した。

 その後、国と県、流域市町村が治水代替策を検討。
19年に代替策の整備10案がまとまったものの、事業費は2800億~1兆2千億円と巨額で、工期も45~200年と長く、最終的な整備方針は決まっていなかった。
(野方信助)

川辺川ダム建設計画
1966年、建設省(現国土交通省)が球磨川流域の洪水防止を目的に、支流の川辺川(相良村)に建設を決定。
その後、用途を農業利水と発電にも広げ、総貯水量1億3300万トンの多目的ダム計画になった。
住民の賛否が割れる中、2007年に利水事業の休止が確定。
蒲島郁夫知事の白紙撤回に続き、前原誠司国交相が09年に建設中止を表明したが、特定多目的ダム法に基づく計画は存続している。

【熊本日日新聞 2020年7月8日】

虎ノ門ニュースで、高橋洋一先生が言っていましたが、一番費用がかからない治水対策が「ダム」だそうです。
「ダム」が一番安く、しかも簡単とのこと。
「ダム」以外の治水対策といえば、「堤防」や「放水路」などがあるそうですが、間違いなくダムより多額の費用がかかるとのこと。
しかも、この問題の「川辺川ダム」ですが、当時の進捗状況が約7割
つまり1966年以降、それまで多くの税金を投入していながら、全てドブに捨ててしまったといえます。


でもこれは、民意ですからどうしようもないこと。
蒲島郁夫知事は、ダム建設中止を公約にして選挙に勝利したのですから…。

それにしても、よく選挙で「税金の無駄遣い!」と声高にアピールして、ダム建設中止に追い込む候補者がいますが…。
蓋を開けてみれば、実は「ダム建設中止」が一番の無駄使いであることがわかります。
いったい、民意って…。
物事を正確に把握した上での民意であれば、何も問題はないと思うのですが…。
これ、本当に民意なのだろうか…??


ということで、以下のTwitter動画をご覧ください。

「川辺川ダム建設反対運動は、TBSだのテレ朝だのニュース番組が徹底的にバックアップして『ダム反対!中止!』を徹底して煽った結果中止になった。それを忘れて言うなよ!この局中みんな覚えてる」

ということで、「ダム建設中止」の民意は、実はテレビが作り上げたということ…。
テレビは害悪しかないですね…。
既存の地上波テレビが、日本から無くなることを願っています…。





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