fc2ブログ

職場仕事場という戦場において「優しい人間」が生き抜けるのか?損をしないのか?

2016.08.06.18:00

集団生活をしていると、人と人との様々な摩擦がうまれます。
特に、職場において仕事を行っていればなおさら摩擦は大きいものに。
こういった、職場で起きる摩擦は、お互いの力関係が大きく影響し、力を持つものが優位な結果となります。
簡単にわかりやすくいいますと、弱い人間が嫌な面倒な仕事を押し付けられてしまうということ。(あくまでも一例です。)
他人に対し、優しい人間は職場という戦場で、そのままで良いのでしょうか?

百田尚樹氏の「モンスター」から考えてみる!


モンスターとは、百田尚樹氏の著書で、醜い女性が整形により完璧な美女に変身してく話です。

その小説の中で、主人公が職場で仲間に対し、優しく接し、頼まれれば何でも引き受けてきたのが、突如堂々と自己主張をし始め、優しく接することをやめてしましいます。

以下が、引用部分です。

孤独になって初めて、私がずっと何を恐れていたのかがわかった。
他人に「これほど醜い顔をした女は内面も醜いんじゃないだろうか」と思われるのが怖かったのだ。
思えば長い間、顔は醜くても心の中はそうじゃないということを周囲の人にわかってもらいたくて生きてきた。

でも、そんな生き方は間違っていた。
私がいい人になろうとすればするほど、周囲の人は私を馬鹿にし、見下していたのだ。
醜い女が謙虚な姿勢を示したり優しさを出したりしても、他人は「醜い女だから当然」と思うのだ。
むしろ普通の人と同じことをすれば、「何を思い上がっているのか」と思うのだ。

もう誰に何と思われようとかまわない。
どうせ私は醜い女なんだ。


といった感じです。


2016/7/23(土)究極のお人よし。タダで働きながら銀行カードローンで社長に金を貸す男の生い立ち


他人に対する思いやりは絶対に必要な事だと思います。
優しくする気持ちも大切であることは間違いのないところ。

しかし、相手はどうか?
もし、相手の人が、自分と今後も友好関係を続けていこうとする気持ちがなかったら、全く無意味なものになってしまうのではないでしょうか。
仕事のやり取りにおいて、損をしてしまうのは間違いなく自分の方なのです。

職場という戦場において、優しい人間は単なる「おひとよし」となってしまう危険性は大きいと思います。

時には強力な自己主張も必要なのではないでしょうか。
簡単な事ではないかもしれませんが・・・。
また、他人から「良い人と思われたい」といった気持ちも、実は必要ないものなのかもしれませんね。
もちろん、時と場合によりますが。





スポンサーサイト



comment

Secret

プロフィール

2015graman

Author:2015graman
思うことを不定期でお知らせします。

◆政治に求める事
憲法改正の投票させて!

◆趣味
競馬・スポーツ観戦(特に総合格闘技・ボクシング)・映画鑑賞

◆好きな俳優
シャーリーズ・セロン
山田孝之

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
ブラッド

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる