ミリオンダラー・ベイビー!イーストウッド監督のアカデミー賞作品!
2016.12.18.18:00
潮がゆっくりと満ちるように、感情の水位が上昇しますが、それは感情だけではありません。
映画の中の全ての水位も、ゆっくりと上昇していくといった印象です。
こういった表現がぴたりとあてはまる映画なのではないでしょうか。
まずは、以下の予告編をご覧いただければわかるかと思います。
クリント・イーストウッド監督作品「ミリオンダラー・ベイビー」は、なに一つ急ぎません。
気取らず、粋がらず、受けを狙わず・・・・・要するにこの映画は、昨今の「佳作」がつい陥ってしまいがちな失敗は全くないのです。
クリント・イーストウッド自身が演じるのは、ボクシング・トレーナーのフランキーです。
一人娘に絶縁されたフランキーは、ロサンゼルスでくたびれたボクシングジムを経営しています。
そのジムに住み込んでいるのは旧友のエディ(モーガン・フリーマン)です。
エディは片目が見えません。
17年前の試合でセコンドについたフランキーがタオル投入のタイミングを誤り相手のダメージを受けてしまったのが原因です。
ある日、マギー(ヒラリー・スワンク)という娘がジムにやってきます。
マギーはミズーリの田舎町から出てきた31歳のウェイトレスでした。
ボクサーになりたいという熱意に押し切られる形で、フランキーは彼女のトレーナーになります。
ここから先は・・・・・。
映画の中の全ての水位も、ゆっくりと上昇していくといった印象です。
こういった表現がぴたりとあてはまる映画なのではないでしょうか。
まずは、以下の予告編をご覧いただければわかるかと思います。
【みごとに熟成された平叙体】
クリント・イーストウッド監督作品「ミリオンダラー・ベイビー」は、なに一つ急ぎません。
気取らず、粋がらず、受けを狙わず・・・・・要するにこの映画は、昨今の「佳作」がつい陥ってしまいがちな失敗は全くないのです。
クリント・イーストウッド自身が演じるのは、ボクシング・トレーナーのフランキーです。
一人娘に絶縁されたフランキーは、ロサンゼルスでくたびれたボクシングジムを経営しています。
そのジムに住み込んでいるのは旧友のエディ(モーガン・フリーマン)です。
エディは片目が見えません。
17年前の試合でセコンドについたフランキーがタオル投入のタイミングを誤り相手のダメージを受けてしまったのが原因です。
ある日、マギー(ヒラリー・スワンク)という娘がジムにやってきます。
マギーはミズーリの田舎町から出てきた31歳のウェイトレスでした。
ボクサーになりたいという熱意に押し切られる形で、フランキーは彼女のトレーナーになります。
ここから先は・・・・・。
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