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「恐怖のメロディ」サイコスリラー映画はイーストウッド初監督作品

2016.12.27.18:00

ドン・シーゲル監督の「白い肌の異常な夜」にでたあと、クリント・イーストウッドは初めての監督作品を手掛けます。
1971年に公開された「恐怖のメロディ」がその記念すべき初監督作品です。

映画史上最も怖い女ストーカー




この映画は、女ストーカーの物語です。
その女エヴリン(ジェシカ・ウォルター)は毎晩、DJデイヴ(クリント・イーストウッド)の番組にリクエスト電話をかけてきます。
注文は決まって「ミスティ」。
地方局のDJデイヴが彼女に追い回されるのです。

やがてふたりは酒場(ちなみにバーテンダー役がドン・シーゲル)で出会います。
恋人(ドナ・ミルズ)と離れ離れになった直後のデイヴは軽い気持ちでエヴリンに手を出します。
いや、仕掛けたのはエヴェリンのほうか。
いずれにしても、それは「一夜かぎりの情事」ではすまされなくなります。

怖いのはここから先です。
エヴリンは異様な状態になります。
どのように狂っていくかは、映画をご覧ください。
驚きなのが、この映画は実話をベースにしているらしいのです。
クリント・イーストウッド本人は、「ちょっと遊んだ男なら、誰でも覚えのある恐怖」ととぼけていますが、そんな生易しいレベルの恐怖ではありません。
さらにエヴリンの素姓や背景が一切伏せられているぶんだけ不気味さも半端ないです。

そんなスリラーを、当40代前半のクリント・イーストウッドは、初監督とは思えないような良い作品に仕上げました。






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