自警団?イーストウッドの代表作「ダーティハリー2」不滅の名作映画!
2016.12.30.18:00
クリント・イーストウッドの演じるダーティハリーには、法が裁けない悪を個人が裁くといったイメージがつきまとっています。
像をも倒せる44口径のマグナムを手に、独力で犯罪者を追いつめていくその行動は、ややもすると自警団を連想してしまう方もいたのではないでしょうか。
脚本を書いたのは、1970年代から1980年代にかけてハリウッドの問題児と呼ばれたジョン・ミリアスとマイケル・チミノのコンビです。
無駄に暴力的なタカ派となじられつつも、当時の彼らはそれなりにユニークで魅力的な監督作品を何本か発表していました。
映画の舞台は今回もサンフランシスコです。
事件の発端は、裁判で無罪になった組合の悪徳ボスが白バイ警官の姿をした男に射殺されたことでした。
似たような事件はそのあとも続きます。
賭博や売春の元締めがつぎつぎと処刑されていくのです。
新人の白バイ警官集団を疑うダーティハリーに対して、人権擁護派の上司ブリッグス(ハル・ホルブルック)は別件の捜査を命じます。
シリーズ第一作ほどのリズムやスタイルには若干欠けますが、この続編もそこそこ楽しめるつくりになっています。
中でも注目したいのは、マグナム銃で名高いダーティハリーが、銃を奪われて素手の戦いを強いられる場面です。
騎馬アクションやマカロニ・ウェスタンの手法をとりいれつつ、クリント・イーストウッドは、ファシスト的自警団と一匹狼の違いを明快な行動で示してくれます。
像をも倒せる44口径のマグナムを手に、独力で犯罪者を追いつめていくその行動は、ややもすると自警団を連想してしまう方もいたのではないでしょうか。
【一匹狼と自警団はどう違うのか】
脚本を書いたのは、1970年代から1980年代にかけてハリウッドの問題児と呼ばれたジョン・ミリアスとマイケル・チミノのコンビです。
無駄に暴力的なタカ派となじられつつも、当時の彼らはそれなりにユニークで魅力的な監督作品を何本か発表していました。
映画の舞台は今回もサンフランシスコです。
事件の発端は、裁判で無罪になった組合の悪徳ボスが白バイ警官の姿をした男に射殺されたことでした。
似たような事件はそのあとも続きます。
賭博や売春の元締めがつぎつぎと処刑されていくのです。
新人の白バイ警官集団を疑うダーティハリーに対して、人権擁護派の上司ブリッグス(ハル・ホルブルック)は別件の捜査を命じます。
シリーズ第一作ほどのリズムやスタイルには若干欠けますが、この続編もそこそこ楽しめるつくりになっています。
中でも注目したいのは、マグナム銃で名高いダーティハリーが、銃を奪われて素手の戦いを強いられる場面です。
騎馬アクションやマカロニ・ウェスタンの手法をとりいれつつ、クリント・イーストウッドは、ファシスト的自警団と一匹狼の違いを明快な行動で示してくれます。
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