クリント・イーストウッド監督作品「ダーティハリー4」
2017.01.01.18:00
ダーティハリーの5部作の中で、クリント・イーストウッドが監督した作品は「ダーティハリー4」だけです。
そしてこの映画は、クリント・イーストウッドが1970年代終盤から親密な関係にあったソンドラ・ロックと共演した最後の作品です。
逸話はまだあり、あの有名な「ゴー・アヘッド、メイク・メイ・デイ」という台詞は、この映画で初めて使われたのです。
また、ダーティハリーが強盗を追いかける場面では、1986年~1988年にクリント・イーストウッドが市長をつとめるカーメルンの風景をたっぷり見ることができます。
話の核は、ソンドラ・ロックが扮するジェニファーの復讐劇です。
10年前、学生だった彼女と妹は、サンポールという架空の町でろくでもない男たちに暴行を受けます。
妹はショックで廃人になってしまいますが、復讐を誓ったジェニファーは、ひとりまたひとりと男たちの股間を撃ち抜いていきます。
最初の処刑が行われたのは、ハリー(クリント・イーストウッド)が勤務するサンフランシスコ市警の管轄下でした。
事件の発端を追って、彼はサンポールに向かいます。
クリント・イーストウッドファンにはお馴染みの「やや緩慢なペース」を巧みにあやつるクリント・イーストウッドの演出は、徐々に効果を上げていきます。
抑えめの感情表現と、とぼけたユーモアがそれ。
個人的な復讐を容認する姿勢もいつもどおりです。
一見なにげない娯楽映画に、渋い風味を添える手際は、現在のクリント・イーストウッド監督作品にもある、ならではの手法です。
そしてこの映画は、クリント・イーストウッドが1970年代終盤から親密な関係にあったソンドラ・ロックと共演した最後の作品です。
逸話はまだあり、あの有名な「ゴー・アヘッド、メイク・メイ・デイ」という台詞は、この映画で初めて使われたのです。
また、ダーティハリーが強盗を追いかける場面では、1986年~1988年にクリント・イーストウッドが市長をつとめるカーメルンの風景をたっぷり見ることができます。
【あの台詞はここから】
話の核は、ソンドラ・ロックが扮するジェニファーの復讐劇です。
10年前、学生だった彼女と妹は、サンポールという架空の町でろくでもない男たちに暴行を受けます。
妹はショックで廃人になってしまいますが、復讐を誓ったジェニファーは、ひとりまたひとりと男たちの股間を撃ち抜いていきます。
最初の処刑が行われたのは、ハリー(クリント・イーストウッド)が勤務するサンフランシスコ市警の管轄下でした。
事件の発端を追って、彼はサンポールに向かいます。
クリント・イーストウッドファンにはお馴染みの「やや緩慢なペース」を巧みにあやつるクリント・イーストウッドの演出は、徐々に効果を上げていきます。
抑えめの感情表現と、とぼけたユーモアがそれ。
個人的な復讐を容認する姿勢もいつもどおりです。
一見なにげない娯楽映画に、渋い風味を添える手際は、現在のクリント・イーストウッド監督作品にもある、ならではの手法です。
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