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映画「燃える平原児」ドン・シーゲルとエルヴィス・プレスリーのコンビ!

2017.01.12.18:00

エルヴィス・プレスリーが主演の西部劇です。
しかもタイトルが「燃える平原児」です。
せっかちな人が聞けば、これは恋ありアクションありの、お気楽な歌謡映画と勘違いする人もいるかもしれません。
ですがこれは、「エルヴィス・プレスリー映画」から遠く離れたシリアス・ドラマなのです。
監督はドン・シーゲル。
この映画は1960年に作られましたので、ドン・シーゲルがクリント・イーストウッド主演の傑作を連発するのは、もう少し後になってからです。

職人監督からこぼれた敗北主義




エルヴィス・プレスリーが扮するのは、白人の父とインディアンの母の間に生まれた混血児の青年ベイサー・バートンです。
バートン家は、西武開拓地の辺境で平和な暮らしを営んでいました。
ところがカイオワ族の新酋長バファローン・ホーンが、武装強硬路線を打ち出したため、バートン家は苦しい立場に追い込まれるのです。
近隣の白人側につくか、インディアン側につくかの二者択一を迫られるのです。

ジョン・フォードの「捜索者」やジョン・ヒューストンの「許されざる者」を連想させるこのドラマの主題は、「非寛容」といってもよいのかもしれません。
その主題を軸に、ドン・シーゲルは、着実な手腕と無駄のないリズムで物語を織り上げていきます。

それにしても、この映画の登場人物は次々と命を失っていきます。
そもそも、冒頭でエルヴィス・プレスリーが歌う「フレーミング・スター」(映画の原題)とういう主題歌が不吉な歌なのです。

これは職人監督ドン・シーゲルが、隠れた敗北主義者を現した映画なのかもしれません。






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