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映画「刑事マディガン」!テレビドラマにもなった刑事もの!

2017.01.14.18:00

ニューヨークを舞台にした追跡劇としては、「裸の町」の直系に位置し、「フレンチ・コネクション」の先駆的存在といえるのかもしれません。
新しい刑事像といった点では、この先に「ダーティハリー」がいるのかもしれません。

【もっとタイトにできた?】




1968年に公開された「刑事マディガン」は、けっして傑作とはいえないかもしれません。
自分の感想ですが、物語の焦点がぼけている上に、いまひとつサスペンスの盛り上がりに欠けるような気がします。
にもかかわらず、上記でも述べたとおり、この作品は娯楽映画史の中でとても興味深い位置を占めていると思います。

アクションの軸は、勤勉なのですが荒っぽい刑事のマディガン(リチャード・ウィドマーク)です。
彼は同僚のボナーロ(ハリー・ガディーノ)と組んで、ごろつきのバーニーをしめあげようとするのです。
ところがです、そばにいた裸の女に気を取られた隙に、マディガンは拳銃を奪われ、バーニーの逃走を許してしまうのです。

黒澤明監督の「野良犬」にも通じるこの設定に話を絞れば、「刑事マディガン」はタイトなB級佳作として、もっと評価を高めていたかもしれません。
ですが、この映画では、謹厳な警視総監(ヘンリー・フォンダ)や欲求不満のマディガンの妻(インガー・スティーヴンス)の逸話が散発的に顔を出してしまい、観客の興がそがれてしまいます。

これは惜しいです。
主演のリチャード・ウィドマークが犯罪映画の俳優として一級品であるだけに、妙に日常性を意識した心理描写の部分が、余計に浮き上がってしまっています。
普段は、タイトに映画を作るドン・シーゲル監督が、これほど回り道をしている映画も珍しいことです。






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