映画「スミス夫妻」ヒッチコック監督のラブ・コメディ!
2017.01.25.18:00
この「スミス夫妻」を見るたびに思うのですが、この映画はヒッチコック監督の映画というよりも、キャロル・ロンバードの映画と呼ぶ方が適切ではないでしょうか。
キャロル・ロンバード最後の出演作品は、ルビッチの傑作コメディ「生きるべきか死ぬべきか」でした。
この作品が公開された年、キャロル・ロンバードは飛行機事故で亡くなりました。
34歳です。
この「スミス夫妻」は最後から2番目の映画にあたります。
この題名が示すとおり、この映画の主人公はデヴィッド(ロバート・モンゴメリー)とアニー(キャロル・ロンバード)のスミス夫妻です。
結婚して三年になる彼らは、自分たちの結婚が法的に無効であることを別々に知らされます。
ところがデヴィッドは、あらためて結婚しようと切り出しません。
それにかっとなったアニーは彼を家から追い出し、ほかの男に色目を使いはじめます。
一方、デヴィッドは急にうろたえ、アニーを必死に追いまわします。
そして舞台はニューヨークを離れ・・・・・。
ヒッチコック監督唯一のロマンティック・コメディは、こんな具合に展開します。
監督自身が「ノーマン・クラスナの脚本どおりに撮った」というだけあって、彼特有の技の冴えはこの映画にはあまり出ていません。
それでも、「コメディのできる美人女優」ロンバードの存在は映画をひっぱります。
脚をこすりあわせたり、男の肩に顎をあずけたり・・・映画に味を与えているのはキャロル・ロンバードのちょっとした仕草ではないでしょうか。
この作品のあと、ヒッチコック監督はコメディ映画に見切りをつけたかのようにサスペンスの世界へもどり、傑作を連発していきます。
1941年の映画です。
キャロル・ロンバード最後の出演作品は、ルビッチの傑作コメディ「生きるべきか死ぬべきか」でした。
この作品が公開された年、キャロル・ロンバードは飛行機事故で亡くなりました。
34歳です。
この「スミス夫妻」は最後から2番目の映画にあたります。
【美人女優ロンバードの希少価値】
この題名が示すとおり、この映画の主人公はデヴィッド(ロバート・モンゴメリー)とアニー(キャロル・ロンバード)のスミス夫妻です。
結婚して三年になる彼らは、自分たちの結婚が法的に無効であることを別々に知らされます。
ところがデヴィッドは、あらためて結婚しようと切り出しません。
それにかっとなったアニーは彼を家から追い出し、ほかの男に色目を使いはじめます。
一方、デヴィッドは急にうろたえ、アニーを必死に追いまわします。
そして舞台はニューヨークを離れ・・・・・。
ヒッチコック監督唯一のロマンティック・コメディは、こんな具合に展開します。
監督自身が「ノーマン・クラスナの脚本どおりに撮った」というだけあって、彼特有の技の冴えはこの映画にはあまり出ていません。
それでも、「コメディのできる美人女優」ロンバードの存在は映画をひっぱります。
脚をこすりあわせたり、男の肩に顎をあずけたり・・・映画に味を与えているのはキャロル・ロンバードのちょっとした仕草ではないでしょうか。
この作品のあと、ヒッチコック監督はコメディ映画に見切りをつけたかのようにサスペンスの世界へもどり、傑作を連発していきます。
1941年の映画です。
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