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映画「スクール・オブ・ロック」ロックが好きになるコメディ!

2017.02.09.18:00

大真面目はよいです。
不真面目や小真面目は好きになれませんが、大真面目は胸を打たれることがあります。
「スクール・オブ・ロック」を見ていますとあらためてそう思います。
ジャック・ブラックの演技とリチャード・リンクレイターの演出は「大真面目」という共通項で結ばれています。

【竜巻も顔負けのエネルギー】




ジャック・ブラックが演じるデューイは駄目ロッカーです。
自分で結成したバンドから追い出され、居候させてもらっているネッド(マイク・ホワイト、この映画の脚本家でもあります)には家賃も払えません。

このネッドが臨時教員をしています。
彼の留守中にかかってきた電話を受けたデューイはネッドになりすまして、教師の職を獲得します。
潜り込んだ勤め先は、年間学費が1万5000ドルもする私立校です。
駄目ロッカーはそこで10歳の秀才少年少女に出会い、ロックバンドを作ります。

ここから先が面白いのです。
表面的には、お約束の劇画じみた展開が繰り広げられますが、水面下では鼓動と脈動がやむことはありません。
言いかえれば、絶え間なく呼吸しロックの祝祭的空間へ向かって一気に突っ走るといった感じでしょうか・・・。

その原動力は、竜巻も顔負けのエネルギーを持つジャック・ブラックではないでしょうか。
全盛期のジョン・ベルーシに劣らぬ瞬発力で、彼はありとあらゆる障害を越えていきます。
演奏場面の盛り上がりも凄いのですが、ミュージシャンたちの相関図を使って生徒にロックを教える場面や、堅物の校長をスティーヴィ・ニックスの歌でほぐす場面は何度見ても楽しいです。

2003年のアメリカ映画です。






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