再生可能エネルギーはクリーン?
2015.10.03.06:39
原発事故後の初めての衆議院選挙を覚えていますか?
当時の民主党の野田首相が消費税アップの三党合意を条件に解散総選挙となったものです。
原発事故後、初の総選挙ということもあり、自民党以外の党は全て、脱原発を訴え脱原発を公約として選挙戦となりました。
当然、原発事故が発生したばかりでありますから、国民うけを狙うのであれば「脱原発」は議席を伸ばすためには最大の「看板」だったのかもしれません。
さらに、「脱原発」を訴えた党は皆口をそろえて言いました。原発依存をやめて、不足した電力を「再生可能エネルギー」で補うと。
「再生可能エネルギー」と聞くと、非常に聞こえがいい訳で、国民は当然食いつく訳ですね。
なぜなら、風や太陽光など、燃料を使用しないし排ガスがでないクリーンなエネルギーであり、そのエネルギーは無尽蔵にある訳ですから、国民は当然「再生可能エネルギー」を拡大する案には大賛成となる訳です。
私自身、電気に関しては全くの素人です。当然、国民の皆さんはほとんどの方が電気に関して素人だと思います。
しかし、国を動かす国会議員の方々が素人で済まされるのでしょうか???これが、私の最大の疑問点です!!!
そもそも、「再生可能エネルギー」が最もクリーンなエネルギーなのであれば、また、もっと多く実用できるのであればですよ、、、国として二酸化炭素削減目標がある訳ですから、もっと推進していた訳で、電力会社でもっと多く活用している訳ですよね。それがなぜ、実用化できなかったか?それにはきちんとした事情があったからで、なぜそれを理解もせず、国民うけを狙って「脱原発」「再生可能エネルギー」を公約とするのでしょうか?全く、大衆迎合のポピュリズム以外の何物でもありませんね。しかも、各政党は何の根拠もなく何の裏付けもなく「20%から30%まで再生可能エネルギーの比率を増やします。」と訴え続けました。出来るもんならもっと早くやってるって!全くの大嘘つきの何ものでもありません。
ちなみに、この選挙はただ一党、脱原発を訴えなかった自民党が大勝する訳ですが。
仮に、自民党が大敗していたならば、この国はギリシャのようになっていたのではないかとゾッとします。
また、この原発問題を住民投票で決定していたなら、さらにゾッとしますね。
以下は、経済評論家の上念司氏の訴えです。
再生可能エネルギーがなぜだめなのか解説しています。
電気は貯められない。だから、人々が電気を沢山使うタイミングに合わせて発電量を調整しなければならない。もし、人々がたくさん電気を使いすぎて、発電量を上回ってしまった場合、その地域全体が停電してしまう。
各電力会社は電力需要を予測しながら、使用電力が容量をオーバーしないように発電量をコントロールしている。気温が上がってエアコンの使用が増え、電力消費が急増し始めた時に、中央指令室から各発電所に命令が飛ぶわけだ。
さて、ここで風力と太陽光発電に話を戻そう。中央指令室は風と太陽に命令して今すぐ発電を開始させることは可能だろうか。もちろん、そんなことは無理だ。「風まかせ」、「お天道様まかせ」なら、人間の都合など関係なくなってしまう。必要な時に必要な電力を得られない風力や太陽光による発電所は、電力の安定供給という観点で考えて極めて厄介な存在なのだ。
では、風力と太陽光の「気まぐれ」をバックアップする態勢を整備すれば問題は解決するだろうか。例えば、風が止んだり、空が曇ったりしているとき、火力発電のオン/オフを切り替えることでバックアップすることを考えてみよう。中央指令室は天気予報に従って、火力発電所に発電を指令する。こうすれば確かに風力と太陽光の弱点を補えるはずだ。
しかし、現実は甘くない。このやり方をこそが、風力と太陽光によって温室効果ガスの排出量が増える仕組みである。風力と太陽光を使えば使うほど、バックアップ用の火力発電に対する依存度は上がっていく。発電システム全体で見ると温室効果ガスの排出は減ることはない。風力や太陽光が環境に優しいなどというのは幻想である。イメージでエネルギーを語る人に、こういった「木を見て森を見ず」の人が多いのは嘆かわしいことである。
いま電力会社の発電容量はほぼ限界に達し、老朽化したポンコツの火力発電所を無理やり動かして何とか乗り切っている。しかも、これら老朽火力を止められないため、定期点検を延期して回し続けるという危険な状態が続いているのだ。夏のピーク時に故障が頻発すれば、たちまち停電などの問題が発生する。
以上です。
そうですね。現在の電力会社は火力発電に頼りきっている状況だそうです。簡単に説明すると、15年以上使った廃車寸前の軽自動車で高速道路を休みなく走行し続ける状況に似ているそうです。要するにいつその車が故障しストップしてしまってもおかしくないような状況だそうです。
仮に、このポンコツの火力発電所がストップすることにより、大停電(ブラックアウト)が発生すればどれほどの死者が出るのでしょうか?恐ろしくて想像するのも怖くなります。
早急に、日本の原子力発電の再稼働を望みます。
当時の民主党の野田首相が消費税アップの三党合意を条件に解散総選挙となったものです。
原発事故後、初の総選挙ということもあり、自民党以外の党は全て、脱原発を訴え脱原発を公約として選挙戦となりました。
当然、原発事故が発生したばかりでありますから、国民うけを狙うのであれば「脱原発」は議席を伸ばすためには最大の「看板」だったのかもしれません。
さらに、「脱原発」を訴えた党は皆口をそろえて言いました。原発依存をやめて、不足した電力を「再生可能エネルギー」で補うと。
「再生可能エネルギー」と聞くと、非常に聞こえがいい訳で、国民は当然食いつく訳ですね。
なぜなら、風や太陽光など、燃料を使用しないし排ガスがでないクリーンなエネルギーであり、そのエネルギーは無尽蔵にある訳ですから、国民は当然「再生可能エネルギー」を拡大する案には大賛成となる訳です。
私自身、電気に関しては全くの素人です。当然、国民の皆さんはほとんどの方が電気に関して素人だと思います。
しかし、国を動かす国会議員の方々が素人で済まされるのでしょうか???これが、私の最大の疑問点です!!!
そもそも、「再生可能エネルギー」が最もクリーンなエネルギーなのであれば、また、もっと多く実用できるのであればですよ、、、国として二酸化炭素削減目標がある訳ですから、もっと推進していた訳で、電力会社でもっと多く活用している訳ですよね。それがなぜ、実用化できなかったか?それにはきちんとした事情があったからで、なぜそれを理解もせず、国民うけを狙って「脱原発」「再生可能エネルギー」を公約とするのでしょうか?全く、大衆迎合のポピュリズム以外の何物でもありませんね。しかも、各政党は何の根拠もなく何の裏付けもなく「20%から30%まで再生可能エネルギーの比率を増やします。」と訴え続けました。出来るもんならもっと早くやってるって!全くの大嘘つきの何ものでもありません。
ちなみに、この選挙はただ一党、脱原発を訴えなかった自民党が大勝する訳ですが。
仮に、自民党が大敗していたならば、この国はギリシャのようになっていたのではないかとゾッとします。
また、この原発問題を住民投票で決定していたなら、さらにゾッとしますね。
以下は、経済評論家の上念司氏の訴えです。
再生可能エネルギーがなぜだめなのか解説しています。
電気は貯められない。だから、人々が電気を沢山使うタイミングに合わせて発電量を調整しなければならない。もし、人々がたくさん電気を使いすぎて、発電量を上回ってしまった場合、その地域全体が停電してしまう。
各電力会社は電力需要を予測しながら、使用電力が容量をオーバーしないように発電量をコントロールしている。気温が上がってエアコンの使用が増え、電力消費が急増し始めた時に、中央指令室から各発電所に命令が飛ぶわけだ。
さて、ここで風力と太陽光発電に話を戻そう。中央指令室は風と太陽に命令して今すぐ発電を開始させることは可能だろうか。もちろん、そんなことは無理だ。「風まかせ」、「お天道様まかせ」なら、人間の都合など関係なくなってしまう。必要な時に必要な電力を得られない風力や太陽光による発電所は、電力の安定供給という観点で考えて極めて厄介な存在なのだ。
では、風力と太陽光の「気まぐれ」をバックアップする態勢を整備すれば問題は解決するだろうか。例えば、風が止んだり、空が曇ったりしているとき、火力発電のオン/オフを切り替えることでバックアップすることを考えてみよう。中央指令室は天気予報に従って、火力発電所に発電を指令する。こうすれば確かに風力と太陽光の弱点を補えるはずだ。
しかし、現実は甘くない。このやり方をこそが、風力と太陽光によって温室効果ガスの排出量が増える仕組みである。風力と太陽光を使えば使うほど、バックアップ用の火力発電に対する依存度は上がっていく。発電システム全体で見ると温室効果ガスの排出は減ることはない。風力や太陽光が環境に優しいなどというのは幻想である。イメージでエネルギーを語る人に、こういった「木を見て森を見ず」の人が多いのは嘆かわしいことである。
いま電力会社の発電容量はほぼ限界に達し、老朽化したポンコツの火力発電所を無理やり動かして何とか乗り切っている。しかも、これら老朽火力を止められないため、定期点検を延期して回し続けるという危険な状態が続いているのだ。夏のピーク時に故障が頻発すれば、たちまち停電などの問題が発生する。
以上です。
そうですね。現在の電力会社は火力発電に頼りきっている状況だそうです。簡単に説明すると、15年以上使った廃車寸前の軽自動車で高速道路を休みなく走行し続ける状況に似ているそうです。要するにいつその車が故障しストップしてしまってもおかしくないような状況だそうです。
仮に、このポンコツの火力発電所がストップすることにより、大停電(ブラックアウト)が発生すればどれほどの死者が出るのでしょうか?恐ろしくて想像するのも怖くなります。
早急に、日本の原子力発電の再稼働を望みます。
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