映画「グリース」!学園ミュージカル!テンションがアップする!
2017.02.15.18:00
映画の冒頭で気おくれもなく響き渡るのは「慕情」の主題歌です。
浜辺でたわむれるふたりの男女がシルエットで映し出され、波が岩に当たって砕け散ります。
「もう会えないの?」・・・・「まさか、これからさ」・・・・その直後、バリー・ギブの大ヒット曲に乗って、アニメーションのタイトルバックが流れていきます。
こう書いただけでも察しがつくように「グリース」は強引な映画だと思います。
かなり昔に見たときも、無茶で突飛な印象を受けましたが、今にして再び見ますと理由がよくわかります。
24歳のジョン・トラボルタはともかく、この映画では30歳のオリビア・ニュートン・ジョンや34歳のストッカード・チャニングが高校生に扮しているのです。
そんな彼らがお茶目に歌って踊るのですから・・・・。
ですが同時に、この強引さが決して不快なものでないことも納得できます。
うすっぺらで能天気なことは事実ですが、この映画はなかなか楽しいです。
登場人物や音楽はもとより、衣装や小道具や画面の色彩設計が時代の匂いをたくみに強調しているのもその理由です。
リーゼント・ヘアに革ジャン、ポニーテールにボビーソックス、ドライブイン・シアターで上映されているスティーヴ・マックイーン初主演作。
ここでは、銃やナイフが幅を利かせていなかった1950年代後半の学園が、愛嬌たっぷりに描かれているのです。
このお気楽な甘みは妙に捨てがたいものがあります。
1978年のアメリカ映画です。
浜辺でたわむれるふたりの男女がシルエットで映し出され、波が岩に当たって砕け散ります。
「もう会えないの?」・・・・「まさか、これからさ」・・・・その直後、バリー・ギブの大ヒット曲に乗って、アニメーションのタイトルバックが流れていきます。
【捨てがたいお気楽な甘み】
こう書いただけでも察しがつくように「グリース」は強引な映画だと思います。
かなり昔に見たときも、無茶で突飛な印象を受けましたが、今にして再び見ますと理由がよくわかります。
24歳のジョン・トラボルタはともかく、この映画では30歳のオリビア・ニュートン・ジョンや34歳のストッカード・チャニングが高校生に扮しているのです。
そんな彼らがお茶目に歌って踊るのですから・・・・。
ですが同時に、この強引さが決して不快なものでないことも納得できます。
うすっぺらで能天気なことは事実ですが、この映画はなかなか楽しいです。
登場人物や音楽はもとより、衣装や小道具や画面の色彩設計が時代の匂いをたくみに強調しているのもその理由です。
リーゼント・ヘアに革ジャン、ポニーテールにボビーソックス、ドライブイン・シアターで上映されているスティーヴ・マックイーン初主演作。
ここでは、銃やナイフが幅を利かせていなかった1950年代後半の学園が、愛嬌たっぷりに描かれているのです。
このお気楽な甘みは妙に捨てがたいものがあります。
1978年のアメリカ映画です。
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