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映画「北国の帝王」男の意地と意地のぶつかり合い!

2017.02.19.18:00

バスター・キートンの「大列車追跡」を持ち出すまでもなく、列車と映画は相性がよいです。
「バルカン超特急」でも「ロシアより愛をこめて」でも「新幹線大爆破」でも、列車の役割は測り知れなく大きいと思います。

【貨車を舞台にした宿命の対決】




「北国の帝王」は、ワシントン州からオレゴン州にかけてのアメリカ北西部が舞台となっています。
大恐慌時代のさなか、失業者たちは貨物列車に無賃乗車して各地を転々としました。
そして彼らはホーボーと呼ばれました。

そんなホーボーを列車から突き落とすことに異様なほど生き甲斐を覚えているのがシャック(アーネスト・ボーグナイン)という車掌です。
そして他方には、シャックの貨車に乗ろうと執念を燃やすAナンバーワン(リー・マーヴィン)というホーボーがいます。

映画の主眼、当然ふたりの対決となります。
そこに、Aナンバーワンに追いつけ追い越せと力むシガレット(キース・キャラディン)という若者がからみます。
つまりここで描かれるのは、宿命の対決と一風変わった師弟関係なのです。
しかも弟子は、師匠の寝首をかこうと隙をうかがっているのです。

「活劇の巨匠」ロバート・アルドリッチ監督は、タダ乗りのさまざまな手口を紹介しつつ、列車の進行とともにシンプルな物語を進めていきます。
列車の下に潜ったり、レールにグリースを塗ったり、用いられる手口は具体的で楽しいのです。
弱点は、悪役シャックの性格が単純すぎることなのですが、これはアーネスト・ボーグナインの豪快な顔が補っていると好意的に解釈しています。
寡黙ですがタフな犬を思わせるリー・マーヴィンの雰囲気は、いつ見ても魅力的だと思います。

1973年のアメリカ映画です。






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