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映画「華麗なる週末」ノーベル賞作家の小説が原作!

2017.02.22.18:00

どういう考えなのかはわかりませんが(おそらく映画配給会社が横着だっただけかもしれません)、1960年代後半に公開された洋画には、やたらに「華麗なる」という形容詞が冠せられていました。
いちばん有名なのは「華麗なる儲け」(1968年)だと思われますが、それ以外にも「華麗なる激情」だの「華麗なる殺人」だの「華麗なる悪」だの、首をかしげたくなる題名の映画は決して珍しくはありませんでした。

【ポルカの気分と南部の風土】




「華麗なる週末」も、この題名のためにずいぶんと損をしているような気がします。
原作はウィリアム・フォークナーの小説です。
舞台は20世紀初頭のアメリカ南部です。
おもな登場人物は11歳の少年ルーシャス(ミッチ・ヴォーゲル)と若い白人ブーン(スティーヴ・マックイーン)と若い黒人ネッド(ルパート・クロッシー)です。
原題の「リーヴァース」とは、泥棒を意味する古語なのだそうです。

3人は、少年の祖父が購入した黄色い車(当時は破格の貴重品だった)を無断使用し、ミシシッピ州からテネシー州メンフィスまで冒険旅行に出かけるのです。
売春宿に泊まり、悪徳保安官に脅され、草競馬で勝負を賭け・・・・。

できごとのひとつひとつはお約束どおりですし、少年が男の世界の入口を覗く設定にも新鮮味はありませんが、この映画の魅力はふわりとした空気感ではないでしょうか。
とりわけ見る側の心を浮き立たせてくれるのは、小悪党コンビのブーンとネッドが醸し出すポルカのようにお気楽な雰囲気です。
その雰囲気は、南部特有の温度や湿度とからみあって、映画のところどころ愛嬌たっぷりに盛り込まれています。

1969年のアメリカ映画です。






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