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映画「ドアをノックするのは誰?」!マーティン・スコセッシ監督の初長編!

2017.02.27.18:00

エリザベス通り、モット通り、マルベリー通り・・・。
マーティン・スコセッシ監督の作品に親しんできた映画好きの人であれば、この地名に聞き覚えがあるのではないでしょうか。
2002年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」などは19世紀中盤の話だというのに、やはりこの地名が出てきます。
そしてもちろん、彼の長編処女作「ドアをノックするのは誰?」でも、これらの通りが交錯するリトル・イタリーは重要な舞台になっています。

【処女作にひそむ速度と混沌】




アメリカで公開されたのは1968年のことですが、マーティン・スコセッシ監督はこの映画の原型を1964年に仕上げているのです。
ですが、若干23歳の青年が無名の俳優を使って撮った自伝的映画に配給元はつきませんでした。
公開されるまでには、2度3度とタイトルを変えて、撮り直す作業が必要だったのです。

主人公のJR(ハーヴェイ・カイテル)は、仲間とつるんで街をふらふらする生活を送っていました。
そんなある日、彼はスタッテン島からマンハッタンへ向かうフェリーでひとりの娘(ジーナ・ビートゥン)に出会います。
娘に好意をいだきつつ、JRにはまともな交際の方法がわかりません。
彼の頭には、娼婦と遊ぶか結婚するかというふたつの選択肢しか存在していないのです。

と書きますと、うっとうしい青春ドラマを想像されるかもしれませんが、そこはマーティン・スコセッシ監督が腕をみせてくれます。
若者の自己分析を描きながら、その撮影術や編集術には彼の署名が早くも刻み込まれています。
そうです、欠陥こそめだつものの、この映画にひそむ速度と混沌は、のちにマーティン・スコセッシ監督が大きく育て上げていく特質なのではないでしょうか。

1968年のアメリカ映画です。






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