映画「ビバリーヒルズ・コップ」!挿入歌も大ヒット!
2017.03.08.18:00
第1作はおもしろかったのに、そのあとはどうもジリ貧で・・・・・。
これは、シリーズ化された映画に共通する悩みといってもよいかもしれません。
もちろん例外はいくつかあるのですが、007映画にしても寅さん映画にしても、シリーズ初期の楽しさはなかなか超えられなかったのではないでしょうか。
連作物の宿命といってしまえばそれまでですが、自己模倣の罠を突破するのは、なみなみならぬ勇気と才覚がもとめられるのは間違いないのではないでしょうか。
実をいうと、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズもその弊を免れていないのではないでしょうか。
ですが見方を変えれば、この第1作だけはなかなか楽しめる映画だったと思います。
傑作と呼ぶにはいささか物足りないものの、警察アクションと毒舌コメディを強引に融合させたこの映画には、やや気の抜ける笑いと図太い笑いが仲良く同居しています。
その原動力は、なんといってもエディ・マーフィです。
マーフィはこの年、23歳です。
にぎやかな早口、はったりとケレンに満ちた出たとこ勝負の芝居、巧妙な声帯模写、意外にすばやい体技・・・・・。
この映画の2年前の「48時間」で衝撃的な映画デビューを果たした彼は、この作品で早くもピークを迎え、このあと長いスランプに突入します。
そうです、皮肉に聞こえるかもしれませんが、すりきれたジーンズとスニーカーがよく似合うこの時期のマーフィには、なかなかどうして一見の価値があると思います。
そんな彼を、ジャッジ・ラインホールド(若手刑事)や、ブロンソン・ピンチョット(画廊のゲイ)ら達者な脇役陣が支えます。
当時のマーフィは、「人間ネズミ花火」と名づけたくなるほど突飛な怪優だったと思います。
1984年のアメリカ映画です。
これは、シリーズ化された映画に共通する悩みといってもよいかもしれません。
もちろん例外はいくつかあるのですが、007映画にしても寅さん映画にしても、シリーズ初期の楽しさはなかなか超えられなかったのではないでしょうか。
連作物の宿命といってしまえばそれまでですが、自己模倣の罠を突破するのは、なみなみならぬ勇気と才覚がもとめられるのは間違いないのではないでしょうか。
【マーフィは「人間ネズミ花火」だった】
実をいうと、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズもその弊を免れていないのではないでしょうか。
ですが見方を変えれば、この第1作だけはなかなか楽しめる映画だったと思います。
傑作と呼ぶにはいささか物足りないものの、警察アクションと毒舌コメディを強引に融合させたこの映画には、やや気の抜ける笑いと図太い笑いが仲良く同居しています。
その原動力は、なんといってもエディ・マーフィです。
マーフィはこの年、23歳です。
にぎやかな早口、はったりとケレンに満ちた出たとこ勝負の芝居、巧妙な声帯模写、意外にすばやい体技・・・・・。
この映画の2年前の「48時間」で衝撃的な映画デビューを果たした彼は、この作品で早くもピークを迎え、このあと長いスランプに突入します。
そうです、皮肉に聞こえるかもしれませんが、すりきれたジーンズとスニーカーがよく似合うこの時期のマーフィには、なかなかどうして一見の価値があると思います。
そんな彼を、ジャッジ・ラインホールド(若手刑事)や、ブロンソン・ピンチョット(画廊のゲイ)ら達者な脇役陣が支えます。
当時のマーフィは、「人間ネズミ花火」と名づけたくなるほど突飛な怪優だったと思います。
1984年のアメリカ映画です。
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