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中国共産党の対日工作活動「用敵の法」とは何か?

2017.03.16.18:00

1984年(昭和59年)11月、福田赳夫元首相が人囗会議で北京を訪問し、鄧小平と会談した際、自ら色紙を書き、鄧小平に渡しています。
その色紙には、
「百度戦って百度勝つは、善の善たるものに非ざるなり、戦わずしてその兵を屈するは善の善たるものなり。故に上兵は謀を伐ち、その次は交を伐ち、その下は城を攻む」
と書かれていたそうです。

孫子の兵法


これは孫子の兵法の一つです。

「百度戦って百度勝つのは、最善の道ではない。
戦わないで相手を屈するのが最善の道である。
従って、一番良い兵法は、謀略をもって相手をやっつけるということだ。
その次は、外交手段をもって相手をやっつけることだ。
その次は、兵の力で相手をやっつけること。
一番下らないやり方は、どこかの城を攻めるようなやり方だ。」


という意味です。

つまり福田元首相は、中国共産党が行っている「対日工作」の原則を、そのまま色紙に書いて鄧小平に渡してきたというわけです。

この福田元首相のとった行動は、たちまち中国共産党首脳の間で噂となり、
「日本人も馬鹿にならないぞ。みな田中角栄みたいに利にばかりさとい、くだらん連中ばかりではないようだ」
と囁きあったと伝えられています。

中国共産党の「対日工作」における基本原則は、謀略によって敵を上手に利用しながら勝利を収める方法、つまり「用敵の法」に基づいています。

これは、中国共産党の生い立ちに起因しているのです。

中国共産党は、コミンテルン(国際共産主義運動の指導組織)の指導によって、1921年7月、上海で密かに創立大会を開きました。

出席した代表は12名、その時の党員は中国全土で57名にすぎなかったそうです。

こうした弱小の政治集団が、勢力の極めて大きな当時の国民党政府や、日本など諸外国の巨大勢力に立ち向かい、それにうち勝つためには、正々堂々の戦いをしていたのでは絶対に勝ち目はありません。

何らかの謀略的手段を弄する以外に勝つ方法はないと考えられていました。

こうして謀略の天才・周恩来は、当時中国大陸を制圧していた国民党軍の総司令・蒋介石を、蔣介石の腹心だった張学良に監禁させたうえで「第二次国共合作」(国民党と共産党が手を結んだ)の秘密協定を結ばせました。

そして指揮下の共産党軍を国民党軍に編入させ「抗日民族統一戦線」を結成したのです。

中共軍による国民党軍ヘの潜り込み戦略です。

日本軍という「敵」を利用して、敵対していた国民党と「抗曰戦線」を結成することにより、①国民党が中国共産党を包囲攻撃している矛先を転じて曰本軍へ向けさせる。
②国民党軍から武器と資金を獲得する。
③日本軍との直接衝突をできるだけ避けながら統一戦線組織内部において共産党勢力の拡大を図る。
ことができたのです。

その結果、37年に抗日戦争を開始した時にはわずか4万人であった中国共産党党員が終戦直前の45年4月には120万人にまで膨れあがっていたのです。

つまり、日本という敵を利用しながら日本に勝ち、国民党を利用しながら党勢拡大を図り、ついには国民党に勝利して蔣介石軍を台湾に追いやったというわけですが、これが敵を利用して勝利する戦法「用敵の法」です。

この「用敵の法」こそが、中国共産党をここまで発展させる、ことができた基本戦略であることをしっかりと認識しなくてはいけません。

中国共産党の本質は今後も絶対に変わらないものと思われます。

変わった時は朋壊する時だといった意見もあります。

この続きは、明日投稿します。






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