北朝鮮の核ミサイル開発に敬意を表した日本の元大物国会議員とは?

2017年8月15日、日本では終戦記念日で閣僚の誰一人靖国神社に参拝しない状況の中、北朝鮮の祖国解放記念日にもあたるこの日、日本の国会議事堂にあたる万寿台議事堂で演説した日本人がいます。
演説内容は一部ではありますが、以下のとおりです。

「朝鮮人民は、金正恩委員長の卓越した指導によって一心団結し、核武力建設を発展させ、米国を対話の舞台に引きずり出す決定的な力を保持されたことに敬意を表します。また、ICBM『火星14型』の試射を成功させたことは、この力を益々確固たるものにしました……」

【核武力の発展に敬意を表する？？？】

北朝鮮の核ミサイル問題で日本中が嫌な思いをしている中、こんな演説をしたのは誰か？

それは元社民党所属の国会議員、日森文尋氏です。
日森文尋氏は社民党国対委員長を2009年8月まで務めた人で、北朝鮮の「白頭山偉人称賛国際祭典」に、日本代表として参加していたというのです。

さらに、もう一人この祭典に参加していた人がいます。
野田佳彦民主党政権時代に法務大臣をつとめた平岡秀夫氏です。
外務省が日本国民の北朝鮮への渡航自粛勧告を出している中、元大臣がそれを破ってまでも参加していたのです。

まあ二人とも現在は国会議員ではありませんが、こういったどこの国のために働いているのかわからないような人間が、政治の世界、行政、司法、メディアとたくさん入り込んでいるのでしょうね…。