キャンペーンガールが消滅してしまうのか？

　香川県は２７日、県産ブランド米のイメージガールとして「色白で透明感のある女性」を募集したところ、外部から不適切との指摘を受けたとして、「色白」「女性」などの条件を外したと発表した。「容姿が条件となっているような誤解を招いた」としている。

　県は２３日からブランド米「おいでまい」のＰＲ担当者を募集していた。県によると、募集要項などにあった「１６歳以上の女性」という応募資格から性別を撤廃し、「色白」の言葉を削除。「イメージガール」の名称を「ＰＲ大使」に変えた。「フレッシュで透明感があり、色白でスタイルの良い方を募集！」「色白美人で透明感のあるイメージガールを募集」などのチラシの記載も改めるという。

　香川県の松尾恭成農政水産部長は「おいでまいの特徴をアピールしたかったが女性の容姿が条件との誤解を招いた。我々の意図が伝わらない表現になってしまった」としている。

この，「不適切」と指摘した人達の意見を聞いてみたいです。おそらく多くの人達から，不適切だとの意見があったから撤廃したのだと思いますが。まさか，自治体がたった一人の意見で，いままで進めてきたためにかかった様々な経費，要は貴重な税金をどぶに捨てるようなことはしないですよね。

まっ，税金の話はさておき，「不適切」って何なんでしょうね？「色白」「女性」を外したということは，「差別」ということなのでしょうか？実に興味深いですね？「容姿が条件となっているような誤解を招いた」と釈明していますが、容姿は図ることができないものなので基準になることなんかないのでしょうけど。

なんだか，面倒臭い世の中ですね。香川県の思いは恐らく，色白で若くて透明感があってスタイルが良く美形の女性をイメージガールとしてブランド米を売り込みたかったんでしょうね。それが売り込みに効果があると判断したものに対し「不適切」って，「美形でなくても，スタイルが良くない人も，男性にも採用のチャンスを与えろ。」ということなのでしょうか？「売り込み」「ＰＲ」とは全く違った方向へ向かいそうですね。違和感を感じたのは私だけでしょうか？