省内が疑心暗鬼ってまだまだ犯罪行為しているってこと?
2018.07.06.18:00
【「官邸のリークなのか」疑心暗鬼の文科省 受託収賄容疑で局長逮捕の衝撃】
「こんな昭和みたいなこと、誰がやるんだよ」
東京地検特捜部が文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)=東京都港区=を受託収賄容疑で逮捕したと発表。
この報道に、文科省内ではそんな怒号が飛んでいたという。
特捜部によれば、佐野容疑者は官房長だった2017年5月、私立大学の関係者から文科省の私立大学支援事業の対象校に選定するよう依頼され、その見返りに今年2月、息子がこの大学を受験した際に点数を上乗せさせ、合格させた疑いがある。
複数の文科省関係者が、その私立大学が東京医科大学だと本誌の取材に答えた。
東京医科大は東京地検の捜査を受けていることを明らかにし、「大学として捜査に全面的に協力している」というコメントを発表した。
「なぜこのタイミングなのか。特捜が動いているということは、官邸のリークなのか。目的は何なのか。省内は疑心暗鬼になっている」
文科省の中堅職員はそう話す。
「官邸が目の敵にしている前川さん(喜平・元文部事務次官)が在籍した旧文部省へのいじめならわかりますが、佐野は旧科学技術庁出身者です。目的がわからない」(同前)
そして、このタイミングだったのはなぜ、なのか。
文科省の職員が愚痴るのも無理はない。
くしくも今日、7月4日は官庁訪問の初日だった。
官庁訪問とは、簡単に言えば霞が関版の会社訪問だ。
官僚志望の学生が希望官庁を訪問し、話を聞いたりする採用プロセスの一つだ。
文科省にとっては、今日が就活解禁日と言える。
先の中堅職員は嘆く。
「加計学園問題でただでさえイメージが悪化したなか、それでもきちんと説明し、優秀な人材をとっていく必要があった。だけど初日にこんな事件が起こったら、もう何も言い訳できない。来年、優秀な人材が文科省に入ってくるのか……」
佐野容疑者は1985年に科学技術庁(当時)に入庁。
文科省の官房総括審議官などを歴任し、17年7月から科学技術・学術政策局長を務める。
林芳正文科相は記者団の取材に対し、「現職の職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、捜査に全面的に協力したい」と述べている。
(AERA編集部・澤田晃宏)
【AERA 2018年7月4日】
久々に、驚愕の記事を発見しました。
この文科省の中堅職員の意識がぶっ飛んでいます。
通常のインタビューでは、犯罪行為に対する驚きとか、職場の状況とか、謝罪などといった発言が当り前です。
しかも、国民の信頼を裏切った文科省職員の声として公にされるとなると、さらに慎重にならなくてはいけないでしょう。
でもこの文科省職員の発言は、「誰がリークしたのか」とか「なぜこのタイミングなのか」とか「文科省のイメージが悪化する」とか、まるで自分らの組織のことしか考えていないように感じます。
それにしても、この発言、「汚職なんて、当り前」と言っているように聞こえてしまいます。
利権にまみれて、もはや手が付けられないほど腐敗しているのかも…。
さらに驚いたのが「省内が疑心暗鬼になっている」という発言。
法律に則ってきちんと仕事をしている人ならば、誰も疑心暗鬼にはならないでしょう。
「省内が疑心暗鬼」になっているということは、間違いなく他の職員も汚職をしているということでしょう。
よくこんな発言できたな~。
この職員は「リークの目的」がわからないようですが、犯罪行為を見て見ぬふりをする腐り切った人間は自分たちだけだということを自覚する必要がありますね。
「こんな昭和みたいなこと、誰がやるんだよ」
東京地検特捜部が文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)=東京都港区=を受託収賄容疑で逮捕したと発表。
この報道に、文科省内ではそんな怒号が飛んでいたという。
特捜部によれば、佐野容疑者は官房長だった2017年5月、私立大学の関係者から文科省の私立大学支援事業の対象校に選定するよう依頼され、その見返りに今年2月、息子がこの大学を受験した際に点数を上乗せさせ、合格させた疑いがある。
複数の文科省関係者が、その私立大学が東京医科大学だと本誌の取材に答えた。
東京医科大は東京地検の捜査を受けていることを明らかにし、「大学として捜査に全面的に協力している」というコメントを発表した。
「なぜこのタイミングなのか。特捜が動いているということは、官邸のリークなのか。目的は何なのか。省内は疑心暗鬼になっている」
文科省の中堅職員はそう話す。
「官邸が目の敵にしている前川さん(喜平・元文部事務次官)が在籍した旧文部省へのいじめならわかりますが、佐野は旧科学技術庁出身者です。目的がわからない」(同前)
そして、このタイミングだったのはなぜ、なのか。
文科省の職員が愚痴るのも無理はない。
くしくも今日、7月4日は官庁訪問の初日だった。
官庁訪問とは、簡単に言えば霞が関版の会社訪問だ。
官僚志望の学生が希望官庁を訪問し、話を聞いたりする採用プロセスの一つだ。
文科省にとっては、今日が就活解禁日と言える。
先の中堅職員は嘆く。
「加計学園問題でただでさえイメージが悪化したなか、それでもきちんと説明し、優秀な人材をとっていく必要があった。だけど初日にこんな事件が起こったら、もう何も言い訳できない。来年、優秀な人材が文科省に入ってくるのか……」
佐野容疑者は1985年に科学技術庁(当時)に入庁。
文科省の官房総括審議官などを歴任し、17年7月から科学技術・学術政策局長を務める。
林芳正文科相は記者団の取材に対し、「現職の職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、捜査に全面的に協力したい」と述べている。
(AERA編集部・澤田晃宏)
【AERA 2018年7月4日】
久々に、驚愕の記事を発見しました。
この文科省の中堅職員の意識がぶっ飛んでいます。
通常のインタビューでは、犯罪行為に対する驚きとか、職場の状況とか、謝罪などといった発言が当り前です。
しかも、国民の信頼を裏切った文科省職員の声として公にされるとなると、さらに慎重にならなくてはいけないでしょう。
でもこの文科省職員の発言は、「誰がリークしたのか」とか「なぜこのタイミングなのか」とか「文科省のイメージが悪化する」とか、まるで自分らの組織のことしか考えていないように感じます。
それにしても、この発言、「汚職なんて、当り前」と言っているように聞こえてしまいます。
利権にまみれて、もはや手が付けられないほど腐敗しているのかも…。
さらに驚いたのが「省内が疑心暗鬼になっている」という発言。
法律に則ってきちんと仕事をしている人ならば、誰も疑心暗鬼にはならないでしょう。
「省内が疑心暗鬼」になっているということは、間違いなく他の職員も汚職をしているということでしょう。
よくこんな発言できたな~。
この職員は「リークの目的」がわからないようですが、犯罪行為を見て見ぬふりをする腐り切った人間は自分たちだけだということを自覚する必要がありますね。
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