女性最強、絶対王者ロンダ・ラウジー敗れる!
2015.11.16.09:28
第13試合 UFC女子バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
×ロンダ・ラウジー(王者)※7度目の防衛戦
○ホーリー・ホルム(7位)
2R 0'59" KO (左ハイキック)
※ホルムが新王者に
ラウジーは8月のリオデジャネイロのUFC 190でベチ・コヘイアをわずか34秒でKOし、6度目の防衛に成功。4試合連続1R KO勝ち、12戦全勝という圧倒的な強さで、挑戦者も探すのも困難になりつつあり、ボクシング転向も噂されるほどだが、今回はボクシングのWBC・WBAで世界タイトル獲得経験のあるホルムが選ばれた。
ホルムはボクシングのキャリア初期はキックボクシングでプロ3試合を経験。11年からMMAの試合にも上がり7連勝すると、今年2月からUFCと契約し、ラケル・ペニントン、マリオン・ルノーに判定勝ちしている。左ハイキックといった蹴り技も得意とするが、この打撃スキルの高さが勝利を呼び込むことになる。
UFC史上最多の約7万人の観衆が見守る中、試合がスタート。1R、サウスポーのホルムが広いケージをフルに使って、前に出るラウジーをかわしながら、左ストレートをヒット。ラウジーは早くも鼻血を出し、1分過ぎに組み付くが、ホルムは離れパンチを返す。それでもまたラウジーが組み付いて倒し、下から腕十字を狙うが、体勢が悪く、ホルムは腕を引き抜いて立ち上がると場内がどよめく。ホルムはその後も自分の距離をキープし、左ストレート、左フックを当て続け、サウスポーに対応できなラウジーが次第にぐらつくように。終盤、ラウジーも左フックを当て、一瞬ぐらついたホルムがラウジーに組み付いて、ラウジーを倒すが、グラウンドの展開は警戒してすぐに立ち上がる。打撃で優勢のホルムがポイントを先取するまさかの展開に。
手応えを感じた様子のホルムは、2Rもその戦法を貫き、左ストレートを当て続け、サイドキックもヒット。前のめりで右フックを振るラウジーを軽々とかわす場面も。そして鼻血を出して息苦しそうなラウジーに、ホルムが左ストレートを当ててついにダウンを奪う。膝立ちのラウジーはすぐに立ち上がるが、背中を向けた体勢で、前を向いたタイミングでホルムがここまで温存していた得意の左ハイをラウジーの首筋にクリーンヒット。ラウジーがマットに背中から倒れると、レフェリーはすぐさまストップし、ホルムが女子MMA史に残り歴史的な一勝をあげた。
歴史が動きましたね。これは昨日の大会メインイベントです。今まで、圧倒的な技術の差で、挑戦者をねじ伏せてきた絶対王者ロンダ・ラウジー。今回は、サウスポーでしかも長身と長いリーチを持ち、さらには打撃技術が非常に高いホーリー・ホルムにうまくやられた試合でした。戦略が素晴らしかったです。
しかし、ロンダ・ラウジーのことですから、きっとサウスポーと打撃対策を練り高いスキルを身につけて、更に強いラウジーに生まれ変わってくれるのではないでしょうか。
リマッチを切に希望します。


×ロンダ・ラウジー(王者)※7度目の防衛戦
○ホーリー・ホルム(7位)
2R 0'59" KO (左ハイキック)
※ホルムが新王者に
ラウジーは8月のリオデジャネイロのUFC 190でベチ・コヘイアをわずか34秒でKOし、6度目の防衛に成功。4試合連続1R KO勝ち、12戦全勝という圧倒的な強さで、挑戦者も探すのも困難になりつつあり、ボクシング転向も噂されるほどだが、今回はボクシングのWBC・WBAで世界タイトル獲得経験のあるホルムが選ばれた。
ホルムはボクシングのキャリア初期はキックボクシングでプロ3試合を経験。11年からMMAの試合にも上がり7連勝すると、今年2月からUFCと契約し、ラケル・ペニントン、マリオン・ルノーに判定勝ちしている。左ハイキックといった蹴り技も得意とするが、この打撃スキルの高さが勝利を呼び込むことになる。
UFC史上最多の約7万人の観衆が見守る中、試合がスタート。1R、サウスポーのホルムが広いケージをフルに使って、前に出るラウジーをかわしながら、左ストレートをヒット。ラウジーは早くも鼻血を出し、1分過ぎに組み付くが、ホルムは離れパンチを返す。それでもまたラウジーが組み付いて倒し、下から腕十字を狙うが、体勢が悪く、ホルムは腕を引き抜いて立ち上がると場内がどよめく。ホルムはその後も自分の距離をキープし、左ストレート、左フックを当て続け、サウスポーに対応できなラウジーが次第にぐらつくように。終盤、ラウジーも左フックを当て、一瞬ぐらついたホルムがラウジーに組み付いて、ラウジーを倒すが、グラウンドの展開は警戒してすぐに立ち上がる。打撃で優勢のホルムがポイントを先取するまさかの展開に。
手応えを感じた様子のホルムは、2Rもその戦法を貫き、左ストレートを当て続け、サイドキックもヒット。前のめりで右フックを振るラウジーを軽々とかわす場面も。そして鼻血を出して息苦しそうなラウジーに、ホルムが左ストレートを当ててついにダウンを奪う。膝立ちのラウジーはすぐに立ち上がるが、背中を向けた体勢で、前を向いたタイミングでホルムがここまで温存していた得意の左ハイをラウジーの首筋にクリーンヒット。ラウジーがマットに背中から倒れると、レフェリーはすぐさまストップし、ホルムが女子MMA史に残り歴史的な一勝をあげた。
歴史が動きましたね。これは昨日の大会メインイベントです。今まで、圧倒的な技術の差で、挑戦者をねじ伏せてきた絶対王者ロンダ・ラウジー。今回は、サウスポーでしかも長身と長いリーチを持ち、さらには打撃技術が非常に高いホーリー・ホルムにうまくやられた試合でした。戦略が素晴らしかったです。
しかし、ロンダ・ラウジーのことですから、きっとサウスポーと打撃対策を練り高いスキルを身につけて、更に強いラウジーに生まれ変わってくれるのではないでしょうか。
リマッチを切に希望します。
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