「尖閣諸島は古くから中国の領土であると」主張しているのをご存知ないのか?
2019.01.15.18:00
【ローラ発言にクルーニー重ね 坂本龍一さんのカナリア論】
世界的な音楽家で、ニューヨーク在住の坂本龍一さん(66)が語ります。
半世紀前の民謡との出会い、被災地を歩いて考えたこと、ローラさんへの言葉、辺野古への土砂投入……。
テーマは「沖縄」です。
初めて沖縄に行ったのは復帰直後の1975年ごろ、20代前半でした。
僕はそれまで外国にも行ったことがなく、街の色や米軍基地の存在感の大きさを見て、「これは日本でも沖縄でもない。アメリカだ」という現実に目を見開かされました。
沖縄との出会いは高校生のころ。
民謡にひかれました。
インドネシアやアフリカの音楽に興味をもち、大学で民族音楽も学ぶのですが、その中でも沖縄は、一番近いところにあるけれど、日本とは異なる独自の文化圏があって面白いなと思ったんです。
日本が江戸時代に200年以上鎖国していたころ、琉球王国は世界に開いていて、東アジアの文化と貿易のハブになりました。様々な影響が堆積(たいせき)して、音楽も非常に豊かなものになったと思います。
一番近い異国としてリスペクトすべき文化だと思ってきました。
冷戦が終わって久しい今、沖縄に新たに基地を造る意味があるのかと考えています。
言うまでもなく、沖縄は日本の…
【朝日新聞 2019年1月9日】
坂本さんがよく考えたようです。
ですが、結論から察するところ、深く考えていないことがわかります。
世界的な音楽家で、ニューヨーク在住の坂本龍一さん(66)が語ります。
半世紀前の民謡との出会い、被災地を歩いて考えたこと、ローラさんへの言葉、辺野古への土砂投入……。
テーマは「沖縄」です。
初めて沖縄に行ったのは復帰直後の1975年ごろ、20代前半でした。
僕はそれまで外国にも行ったことがなく、街の色や米軍基地の存在感の大きさを見て、「これは日本でも沖縄でもない。アメリカだ」という現実に目を見開かされました。
沖縄との出会いは高校生のころ。
民謡にひかれました。
インドネシアやアフリカの音楽に興味をもち、大学で民族音楽も学ぶのですが、その中でも沖縄は、一番近いところにあるけれど、日本とは異なる独自の文化圏があって面白いなと思ったんです。
日本が江戸時代に200年以上鎖国していたころ、琉球王国は世界に開いていて、東アジアの文化と貿易のハブになりました。様々な影響が堆積(たいせき)して、音楽も非常に豊かなものになったと思います。
一番近い異国としてリスペクトすべき文化だと思ってきました。
冷戦が終わって久しい今、沖縄に新たに基地を造る意味があるのかと考えています。
言うまでもなく、沖縄は日本の…
【朝日新聞 2019年1月9日】
坂本さんがよく考えたようです。
ですが、結論から察するところ、深く考えていないことがわかります。
スポンサーサイト